先週の土曜日から長岡と長岡市近郊で撮影された映画で、
大林宣彦監督の『この空の花』が新潟県内の劇場で
先行上映されています
http://konosoranohana.jp/
この映画は1回観ただけでは理解しきれないほどの情報がぎっしりと詰まった映画の様です
僕自身・・・3回も観てしまったのですが、回数を重ねるたびに新たの発見や答えが見つかるはずです
キ-ワ-ドは・・・私達、戦争には関係ないのに・・・。
という言葉に何かが隠されている様な気がしています。
そして映画の後半には何故か何回観ても目が潤んできてしまう映画の様です
僕が今日観た映画は『僕等がいた』だったのですが、劇場はガラガラ状態でしたけれど・・・『この空の花』の方が入場者数が上回っていて、劇場のチケット売り場でも『この空の花』のチケットを買い求める方が多かった様でした
5月からは東京を中心に順次上映が決定していますので是非ご覧ください
詳細は http://konosoranohana.jp/ を確認くださいね
今年は、新潟県内で撮影された映画が『この空の花』を含めて3本上映予定ですので今後が楽しみです
『アノソラノアオ』
http://anosoranoao.com/
新潟県内では、6月2日(土)より
ワ-ナ-・マイカル・シネマズ
新潟・新潟南・県央の3館で限定上映です
製作年: | 2012年 |
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製作国: | 日本 |
日本公開: | 2012年3月31日 |
(ユーロスペース ほか) | |
上映時間: | 1時間54分 |
配給: | アイエス・フィールド |
カラー/ビスタサイズ/ステレオ/HDカム |
【ストーリー】
幼少時代、陽介(中山麻聖)は、2004年7月に新潟と福島で起こった豪雨によって母親を失った。今は専門学校で日々映画製作について勉強しており、凪音(八神蓮)や高校時代からの友人の嵐(三上真史)、幼なじみの茂(加藤貴宏)らと一緒にSF映画『鉄魔人の逆襲』の撮影をスタートする。だが、その最中に監督の凪音が事故で亡くなってしまい映画制作は頓挫してしまう。
『シグナル~月曜日のルカ』
そして・・・6月9日(土)から全国上映の映画『シグナル~月曜日のルカ』
新潟県内では、ワナ-・マイカル・シネマズ新潟だけの限定上映です
【スト-リ-】
東京の大学に通う宮瀬恵介は、夏休みを利用して、地元の古い映画館“銀映館”で臨時のアルバイトに応募する。面接の際に、劇場支配人の南川から採用かどうかは技師長が判断すると言われ、若くて美しい映写技師の杉本ルカを紹介される。アルバイトの採用条件は、〈技師長が足を怪我しているため映写助手の臨時雇いとして、月曜から日曜までの休みはなし、時給は1,500円。〉この町の平均バイト料は750円。その倍の時給を払うにはそれなりの理由があり、不思議な3つの約束をさせられる。1つ目は「ルカとの恋愛は禁止」、2つ目は「月曜日のルカは、憂鬱なのでそっとしておく」、そして3つ目は「ルカの過去を聞いてはいけない」。恵介はこの条件を受け入れ採用される。その帰り、部活帰りの弟・春人と家路に着くと、家の前には軽自動車が停まっている。母親の路子が父親にお金を渡しているところだった。それを見て春人は父親に襲いかかるが、母親や恵介に押さえられ父親は逃げていく・・・。
翌日から銀映館に通い始める恵介。ルカに仕事内容を教えてもらうが、人を寄せ付けないルカの態度に戸惑いを隠せない。そんなルカの生活が気になる恵介は、ついつい質問をしてしまう。支配人にはその度に「時給を下げる」と言われながらも、少しだけルカの過去を教えてもらうことに。「彼女は3年間、ここから外へ出たことがなくここで暮らしている。周囲は何とかしようと試みたが、うまくいかなかった。」それを聞いた恵介はますますその謎を知りたくなり、次第にルカに惹かれていく。
そして、恵介が映画館で迎えた初めての“月曜日”。ルカは無反応で全く仕事が手につかない様子。恵介はひとりで映写にチャレンジするがフィルムが切れて上映が中断してしまうという大惨事に。常連客が多かったため何とか事なきを得たが、身体を震わせ大粒の涙を流すルカを見て、恵介は何も言葉をかけることができなかった。翌日から、早くひとりで上映できるようになるため張り切る恵介。そんな恵介を見てルカは祖父・剛造が書いた“映写方法の虎の巻”を手渡しながら、剛造との思い出話をする。一方恵介は、幼い頃から家のトラブルがあるたびに、弟とよくここで映画を見ていたと話す。その時の映画は、剛造が映写をしており、その横には必ずルカがいた事を知る。実は2人は昔から一緒に映画を見ていたことがわかり、より距離が近づいていく。そんな日の帰り道、恵介は外車に乗った謎の男・ウルシダレイジに声をかけられ、「アルバイトは募集していますか?」「映写はひとりでやっているんですか?」「他にも映写をやっている人はいますか?」と質問攻めにされる。何かあると感じた恵介は、「映写はひとりでやっている」とつい嘘をついてしまう。翌日、今度は売店に臨時アルバイトとして江花さおりがやってくる。さおりはルカを見て、「もしかして月曜日のルカさんですか?」と声をかけるが、ルカは答えずにその場から立ち去る。さおりはその後もルカの動向を探ったり、携帯でルカの隠し撮りをしたり・・・全てはレイジに報告するために、アルバイトをしていたのだ。レイジはずっとルカの居場所を探していたのだった。
さおりやレイジの登場で、恵介は3年前のルカを調べ始める。今の印象と随分と違うルカに、恵介の気持ちが揺れ動き始める。果たしてルカの過去には一体、何があったのか。
谷口正晃 / 監督 Masaaki Taniguchi
1966年生まれ。京都市出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。89年、卒業制作の短編『洋子の引越し』がぴあフィルムフェスティバルで、最優秀16mm賞と最優秀男優賞を受賞。その後、同フェスティバルで出会った篠原哲雄監督に師事して助監督を始め、根岸吉太郎、井筒和幸、滝田洋二郎、平山秀幸といった監督の現場に参加。05年に堀北真希が主演のオムニバスドラマ「min.Jam 学校の階段」で監督を務めてからは、浜田省吾のコンサート用短編『初恋』など、短編の映画やドラマを監督する。そして10年、主演に仲里依紗を迎えた『時をかける少女』で劇場用長編映画の監督としてデビュー。同作では第32回ヨコハマ映画祭で新人監督賞を受賞したほか、上海国際映画祭やプチョン国際ファンタスティック映画祭に招待されるなど、海外での高い評価も得た。11年には桐谷美玲がW主演した『乱反射』『スノーフレーク』を手がけ、若手女優たちの初々しい魅力をひきだす仕事が続いている。