それは・・・11月14日(土)から公開の映画『なくもんか』です。
《脚本:宮藤官九朗×主演:阿部サダヲ×監督:水田伸生》が贈る、笑いと涙がテンコ盛りの、誰も見たことがない“家族”の物語!!
これは“泣ける喜劇”か!?それとも“笑える悲劇”か!?
キャストですが・・・阿部サダヲ 瑛太 竹内結子 塚本高史 皆川猿時 片桐はいり 鈴木砂羽 カンニング竹山 高橋ジョ-ジ 陣内孝則(特別出演) 藤村俊二(友情出演) 伊原剛志(友情出演) いしだあゆみ 小倉一郎 光石研 ほか・・・。
主題歌:いきものがかり「泣くもんか」(EPICレコ-ドジャパン) 音楽:岩代太郎
スト-リ-は、兄・祐太(阿部サダヲ)のちょっとした変わった“家族”!! 弟・祐介(瑛太)とは別れた兄弟!?そして徹子(竹内結子)とワケありの夫婦!?の物語です。
「舞妓Haaaan!!!」以来の主演2作目となる阿部サダヲさんが演じるのは、ハムカツが名物の「デリカ山ちゃん」二代目店主・祐太。
幼い頃、父(伊原剛志)に捨てられるという複雑な過去をもちながら、いつも笑顔を絶やさない究極のお人好し。
笑顔の裏で泣いている、ちょっとした多重人格!?ともいえる祐太は、まさに阿部サダヲさんにしかできないはまり役です。
幼い頃、無茶苦茶な人生を送る父に捨てられ、生き別れた兄弟がいました。
不幸な生い立ちの二人ですが、“なくもんか”とばかりに笑顔で毎日を生きています。しかし二人はまだ、お互いの顔も名前も知りません・・・。
8歳の時父(伊原剛志)に捨てられた兄・祐太(阿部サダヲ)は、東京下町・善人通り商店街の顔になっていました。祐太は善人通り商店街「デリカ山ちゃん」初代店主夫婦(カンニング竹山&いしだあゆみ)に、実の息子のように優しく育てられました。その恩返しとばかりに、祐太はバカみたいに働いたのです。商店街の仕事はもちろんの事、地元住民の買い物の手伝いからあげくの果てには、犬の散歩、草むしり、電球の交換などなど、その究極のお人好しぶりから、今では働くバカとまで言われています。
ですが、その人柄と40年間注ぎ足してきた秘伝のソ-スをかけたハムカツを名物に、今や「山ちゃん」を行列のできる超人気店へと成長させたのです。
一方、弟・祐介(瑛太)は、「金城ブラザ-ズ」という超売れっ子のお笑い芸人になっていて、幼い頃に母(鈴木砂羽)を亡くし親戚をたらい回しにされた祐介が、度重なる転校でもイジメられないために身につけた生きる術。・・・それは、笑いでした。ピン芸人としては全く泣かず飛ばずの祐介でしたが、赤の他人である金城大介(塚本高史)と兄弟漫才師「金城ブラザ-ズ」としてデビュ-後、周囲の予想を大きく裏切って大ブレ-ク!今やレギュラ-番組11本をもつ大人気者の「金城ブラザ-ズ」ですが、本当の兄弟でないことは、世間にひた隠しにしています。
そんなある日。10数年前に善人通り商店街を出て行ったきり全く音信普通だった「山ちゃん」初代店主の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰ってくるのです。
子供の頃から兄妹のように仲良く暮らしてきた祐太はもちろん、商店街の人たちはビックリ仰天。しかも、毎日ハムカツを食べていたせいで、デブで不細工だった徹子が、まるで別人のような超美人になっていたのです。
突然の帰宅、謎の激痩せ、確実なプチ整形…数々の疑惑が残る徹子を、祐太は問い詰めることなく笑顔で温かく迎え入れます。なぜなら、祐太は徹子をずっと待ち続けていたからです。初代店主の『デブじゃなきゃ、徹子を嫁にもらって欲しいんだけどな・・・』という遺言を胸に。祐太は店を手伝う徹子に、どさくさに紛れてプロポ-ズをするのです。
祐太と徹子は、めでたく結婚をするのですが、婚姻届を出すために戸籍謄本を手に入れた祐太は「金城ブラザ-ズ」の祐介が自分の実の弟であることを知ってしまいます・・・。
生き別れた兄弟、祐太と祐介の偶然の出会い、そこから巻き起こる予測不可能な出来事の数々。笑いと涙がテンコ盛りの、誰も見たことのない“家族”の物語が今、幕を開けます!!