ダンボーの小さな世界

ダンボーの小さな世界

『子どものダンボーの親探し』という物語調のブログです。
読者様の日々の疲れを癒していただけるような『ひと時の癒し空間』になれれば幸いです。

『素朴な世界観』をお楽しみください。

■ 更新について ■

皆様こんばんは。
そしてお久しぶりです。
『ダンボーの小さな世界』のカズボーです。

長い間お待たせしてすみませんでした。
本日2018.3.22より『ダンボーの小さな世界』を再開し致します。


楽しみにしてくださっている方、そして『ダンボーの小さな世界』を広めてくださった方、本当にすみません。

最初は番外編である『ダンボーの休日』が多くなってしまいますが、『ダンボーの小さな世界』の完結まではできているので、末永く私ともども『ダンボーの小さな世界』を見守ってくだされば幸いです。

どうか今後とも『ダンボーの小さな世界』『ダンボーの休日』をよろしくお願い致します。
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彼は先ほどから向けられていた視線に気づいたのか



すぐさま振り返り視線を向けた。



そこに立っていたのは、ダンボーそっくりな姿をした者。

背丈はダンボーと同程度だろう。

彼はゆっくりと白いダンボーに近づいた。



フェンス越しに視線を送り合う二人。

どうやら動揺しているのはダンボーだけだったようだ。

白ダンボーはゆっくりと扉に手をかけた。



するとどういうことか、扉がゆっくりと開き始めたのだ。

どうやら閉まったように見えていただけで、ロックはされていなかったようだ。

ダンボーはまだ開ききっていない扉を勢いよく飛び出した。



焦りのあまり段差があることも忘れていたのだろう。

彼は飛び出した勢いを制すことなく、地面に叩きつけられた。



そしてゆっくりと起き上がり、白ダンボーに視線を向けた。

少しの間、風の音のみが二人を通り抜けていた。



突然現れたダンボーそっくりな白ダンボー。

フェンスの扉を低い背丈で軽々と開けるほどの力を備えている。



彼は一体何者なのか。

ダンボーは助けてもらったことへの感謝と同時に、若干の恐怖を覚えていた。







※当ブロクトップページにて更新日についての記載を致しましたのでご確認ください。


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