土地探しの候補となりそうなエリアの中で、あまり土地勘のなかったエリアには実際に足を運び、雰囲気を確かめに行ったときの情報をまとめていきます。

 

まずは、ハウスメーカーの営業さんから熱烈にお勧めされた、羽沢横浜国大駅周辺を散歩したときのお話。

 

 

■羽沢横浜国大の事前情報

ハウスメーカーの営業さんからは、以下のような事前情報を聞いていました。

 

・2019年にできた新駅

・相鉄線からJRへの相互乗り入れにより、都内方面へのアクセスが便利になった

 (武蔵小杉まで16分、大崎まで28分)

・今はまだ何もないが、今後は商業施設など便利になることが期待できる

 

 

■羽沢横浜国大駅へ(2020年5月頃)

何もないって言っても、本当に何もないの?スーパーくらいはあるでしょ?

といった気持ちで、実態を確認すべく、自転車を走らせて見に行きました。

 

○駅周辺

 

2019年に開業したばかりだから当然ですが、駅がきれい!

 

広い道路(環状2号線)沿いにあり、羽沢ICも近く、車の交通量はかなり多いです。

駅ができる以前は物流倉庫があったようですね。納得です。

 

 

だけど、駅の周りに何もない。。

コンビニすら見当たらない。。。

現状では、想像していた以上に「何もない」状況でした。

 

買い物などに、マイカーは必須になりそうです。


駅前の開発計画によると、2022年頃には駅前にタワマンが建設され、

そのタワマンの地下にはテナントを設けて、ショッピングセンターにする構想があるんだとか。

今後に期待ですね。

 

https://toshikikaku.biz/works/4/

 


また、駅のすぐ裏(東側)には、貨物列車用のターミナル(?)が広がっているのが印象的。

駅のすぐ近くにこれだけ広大なターミナルが広がっていると、商業利用できるエリアが駅の北西側に限られてしまうので、少し勿体ない気はしました。

 

 

○住宅街の雰囲気

羽沢横浜国大駅周辺の主な住宅街は、駅の南西方面の羽沢南アドレスに位置しています。

(駅の北側の羽沢アドレスは農業用途の土地が多いようです)

 

 

羽沢南エリアには、古くからある家の中に、ここ数年で建てられたと思われる家が点在していました。

家が古くなったけど後継ぎがいなかったり、駅ができて地価が上がったことを機に、土地を売りに出している方がチラホラいらっしゃるということでしょうか。

 

昔からの住宅街で、その土地のコミュニティーがガチっと形成されていると、若い世代が入っていきにくいケースもありそうですが、

このエリアも、その傾向が若干あるかもしれない? と、住宅街を歩いていて少し感じました。

 

横浜国立大学が近いので、学生用アパートも多いのかと思っていましたが、想像よりは少なく、戸建住居が大半を占めているような印象です。

 

駅の裏側、貨物線路・ターミナルの東側には歩道橋が整備されていて、駅からその先に広がる住宅街へアクセスしやすいようになっていました。(地図中の点線)

線路を横断するために、遠回りしなくても済むのは助かります。

その住宅街の先には横浜国立大学があるので、電車通学の学生さんはこの歩道橋を使うことになりそうですね。

 

 

線路・駅は、地形的に少し「谷」になっている場所に位置しているため、東側の住宅街は丘になっています。

また、環状2号線の北側も、少し丘になっているようでした。

実際に物件を検討する際には、その物件が急勾配になっていないか等、現地を見て確認する必要がありそうです。

 

子供が遊べるような公園は、散歩した際には見つけられませんでした。

駅前の再開発に伴い若い世代が増えれば再整備されるかもしれませんので、こちらも今後に期待ですね。

 

 

■足を運んでわかったこと

・現状は、スーパー等の商業施設は近くにない。

・昔からの住宅街のようだが、ちらほら新築の家もあった。

・土地の起伏あり。物件探しの際には要注意。