WORLD ONE

WORLD ONE

最近はもう小説ばっかりで。
是非読んでください。

Amebaでブログを始めよう!



「WORLD ONE」一時連載停止となります。



今まで読んでいただいた方には申し訳ないのですが、

停止とさせていただきます。

本当に申し訳ございません。

「WORLD ONE」の作者、保科 瑞稀の心境が複雑なためこのようになってしまいました。

いち早く復帰できるよう努力します。



「はぁはぁ・・・」


和也は思い切り走って、息を切らしている。


すぐに担任の寺神 悟のところに行った。


いない・・・


「そんな・・・」


隣のクラスの担任の坂本 稜に聞いた。


「寺神先生は!?」


「どうした、どうした、いつもの冠城君じゃないな?何があった?」


「坂本先生、今はちょっとあって、それより寺神先生は?」


「寺神先生は今、第三体育館で、なんかやっているよ」


「ありがとうございます!」


声は大きかったがその声は少し寂しかった。


第三体育館は職員室から少し遠くて、階段がある。


たたたたたっ。


「寺神先生」


和也は叫んだ。


「なんだ」


「先生。実は・・・瑠璃のお父さんとお母さんが、事故にあって」


「なんで冠城が来たんだ。櫻葉はどうした」


「そろそろきます」


「お願いします。瑠璃を病院に連れてってください」


「もちろんだお前もいけ」


「え・・・?本当ですか!?」


「ああ。お前はお手柄だ」


「ありがとうございます」


「櫻葉はどこだ?」


「昇降口で待ってましょう」


「うん、そうしよう」


5分後・・・


瑠璃が下を向いて来た。


「瑠璃!!」


「櫻葉」


「心配するな。先生が連れてってくれるって」


「ほんとに?」


「だよね、先生?」


「ああ」


「じゃあ行こう、瑠璃の力になるんだ俺は!」


そして和也は瑠璃の


父と母のもとへ向かった。






和也は聞いてみた。


「今日は元気じゃないな。何かあったのか?」


瑠璃が言ったことは、和也がどう動揺していいか、


分からないことだった。


「昨日私が和也君と出かけていた間に事故にあってお父さんとお母さんが


今、病院なんだ・・・ 命に異常はないけど心配なんだよね」


「・・・っ!」


考えられないことだった。


「瑠璃・・・ちょっとお前学校ゆっくりでいいから来いよ。ついてこなくてもいいから!」


和也は瑠璃をおいて、猛ダッシュした。わずかの時間がものすごく長く感じた。


そして学校に着いた。


和也はすぐに職員室に向かった。


気付いたらもう、俺は家にいた。


いつの間に時間が過ぎていたんだろう。


そしてすぐに風呂に入って、


夕飯を食べ、


深い眠りついた。


――朝――


今日も新しい日が来た。


しかししばらく待っても、瑠璃の姿はあらわれなかった。


休みなら電話してくるはずなのに・・・


そこで和也は反対側のエレベーターに向かった。


まだいなかった。そして瑠璃の家に向かい瑠璃を迎えた。


和也はきいた。


「なんでこんなに遅いんだ?」


瑠璃はただ遅くなった、といった。


まぁいい。


瑠璃が普通なら。


そしてまた毎日のように学校に向かった。








そして和也はベランダに出て、


そろそろ暮れる夕日を眺めていた。


そのころ瑠璃もベランダで夕暮れを金色に光る瞳で見つめていた。


2人とも同じことを考えていたことはお互いに知らない。


和也は瑠璃が和也が好きなことをまだ知らなかった。


――そして、9時――


和也は待ち合わせ場所である、ロビーに向かった。


瑠璃に姿はまだない。


和也は安心した。


2分くらいして瑠璃がエレベーターから降りる音が聞こえた。


和也は眩しかった、その時の瑠璃が。


そして、和也は瑠璃と一緒に街灯が輝く、道を通った。


でも、瑠璃はその街灯よりも輝いていた。


1人で歩いていた、道が明るく照らされた。


俺、冠城和也は櫻葉瑠璃が好きだ。



そう、やっぱり瑠璃には不思議な力があるのだった。


先日行われた、クラスマッチではバスケットボールの種目で瑠璃が戦陣を組み戦ったところ、


142対58で見事勝利を手に入れ学年1位に輝いた。


それから、瑠璃はクラスの女子と仲良くなり、瑠璃は明るい毎日を送ったいた。


瑠璃の席の周りには、常に6人位の女子がいて、あまり話さなくなった。


瑠璃はそれで明るくなったのはいいが、和也は話す機会が減ったことが少し残念だった。


――そして下校――


和也は瑠璃と今日の夜一緒に出かけないかと誘った。


瑠璃は快くうなずいてくれて、


何時にかと聞いてきた。


「とりあえず9時位に、それでもいい?」と和也は答えた。


「うんいいよ」瑠璃はいつもより明るい表情でこたえた。


「よかった」


そして、2人ともそれぞれの部屋に戻った。


和也の家はガランと静まり返っている。


そう。和也に親はいないのだ。しかし、兄がいるが、今は大学のある福岡にいる。


そして和也はしずかにリビングへと向かった。




今日は瑠璃とは一緒にならなかったが学校で昨日のことを話した。


瑠璃は笑って、「どっかに行くことなんてないよ♪」と


気軽に言った。


瑠璃が素直に話すのは初めてだ。


そんな瑠璃が和也は、愛しかった。


和也は言った。


「今日は暖かいな」


瑠璃は明るくうなずいてくれた。


――そう、今日は瑠璃が明るくなって、空一面晴れわたってる。――


クラスもみんな明るくなった。


瑠璃には不思議な力があるようだった。






今日も和也は、夜の散歩に出かけた。


今日は暖かい。


昨日とは違って。

 

なんでだろう?


気温は同じはずなのに。


和也はいつもより20分くらい多く歩いた。


しかしいい加減眠くなりそれに出てくる時間もいつもより2時間近く後だった。


和也は帰って寝ると、ある夢を見た。


その夢は瑠璃の姿があった。


「瑠璃…」


和也は瑠璃に話しかけた。


瑠璃はそのままあちらに歩いて行ってしまった。





今日も登校中昨日の女子と会った。


彼女の名前は櫻葉瑠璃。無愛想だけど、


話せば親友同士で話しているように


盛り上げるが、話す頻度が


少ないのだ。


瑠璃は1年前にこちらに引越してきた。


その為そこまで友達が少ないのだ。


和也は思った。


――話せばほとんどの人と仲良くできる――と


しかし彼女は結構シャイなためあまり話せないのだクラスの女子とも


5人くらいしかまだ友達がいないのだ。


和也は今瑠璃と隣の席でたまに話すのだ。


そして…下校――


和也は瑠璃と一緒に帰ってきた。


皆に勘違いされるかとおもったが、


瑠璃のことを考えれば、


一緒に帰ってくるのも別に不安ではない。


もしかたら、心のどこかで瑠璃が好きだと思っているかもしれない。


冷たい・・・


冷たい夏の夜の風が


和也の胸に突き刺さるように鋭く吹いていた。


煌々とビルの灯りが


街を照らしていた。


和也は人のたくさんいる商店街を通り家に帰った。


和也の住む家は37階建てのマンションの23階に住んでいる。


広く、眼を射すような灯りのロビーを通り


エレベーターに乗り23階に向かおうとした。


そこへひとりの同級生の女子が通った。


何も話さず、彼女は18階で降りた。


和也は自分の家にかえりすぐに休眠した。


あっという間に朝が来て小鳥がベランダの手すりでさえずっている。


そしてまたいつもの生活が始まろうとしてる。