少年は市場で拾ってきたガラスの欠片を持ち帰って

隠し場所にある宝箱に入れました..



街を見下ろす石の上でガラスを陽にかざして見て

は...『キレイだな〜~』

満足していました


そんな少年も思春期を迎えるころには埋めていた宝箱のこともすっかり忘れて何年も何年も時が過ぎて木の箱は朽ちて...


ガラスの欠片たちは暗い熱い砂の中

土とガラスは対話を重ねてガラスの表面には..


パティーナ(銀化)と呼ばれる魔法が降り積もり


一千年以上という永い時間が大地の薄い層となって

描き出した『地球のアート』


となって美しいローマングラスとなったのです (^.^)


           〜〜〜〜〜終わり〜〜〜〜〜