不動産 = 日課 = 趣味 = 仕事

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2011年12月まで、日々いく街々を記録してました。
2012年3月から、不動産屋として色々と書いてみます。

収益不動産に特化。

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昨年。リターン45%。ヘッジファンド、タイガー・グローバルが

新たなファンドを立ち上げた。

年利45%・・・。すごい数字だ。

不動産で考えた場合、20%位ならちらほらと出てくるが

さすがに年利40%となるとなかなかお目にかかれない。

10年前くらいにはラブホテルでこんな利回りをみたことがあるが

最近はみないな・・・、

ただ、昨今の築古物件に対する世間の見方により、マーケットには

おもしろそうな物件が出てきている。これを融資付けをし、買い切ることが

できれば、良い投資になるのだろう。

といっても都内であれば10%後半が限度なんだけど。

不動産の場合、稼働率により、実質利回りが大きく変わっていく。

そういう意味では、都内の15%と地方の25%は通年通せば同じ位に

落ち着きそうだが。運用の仕方でハイリスク物件は変わってくるのだろう。

当たればでかいが、外れれば痛い!!



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地方案件の事業収支をたてていて気付く点がある。


1点目は収益に対して税金が非常に高く感じる。


理由は明確で、賃料坪単価が低いからである。


東京と比較した場合、総収入に対する税金の割合は倍近く


になっているケースをある。


ただでさえ、稼働率が悪いのに、税金の負担が高ければ、


満室想定表面利回りと、実際の運用したネット利回りの差に


驚きそうである。


また、おのずと取得税、免許税も高くなる。


融資を受け購入する場合に、売買代金とは別に支払う諸費用が


売買代金の割に高くなってしまう。これも当初の負担を考えれば


避けたい個所である。



2点目は賃料坪単価がばらばらである。


物件によりかわるが、同じ部屋で2倍以上の賃料で入居している


テナントもいる。


過去の栄光と現実との開きを、把握しないと、長い目で見て


リスクが高くなってしまう。


今が一番高く、時間の経過とともに安くなると想定したほうが


安全である。



そうはいっても、割安で購入できるのが地方物件の魅力でもある。


税金が高い=建物評価が高い=減価償却がとれる


と、マイナス面もプラスになる部分もある。


リスクを想定し、購入することでチャンスになるのかな。




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以前は不動産の賃料設定について、近隣の同規模の物件と比較をし

該当物件の賃料を設定していた。相場というものである。

しかし、最近では「相場」とういう考えを持たない方が良いと

感じている。

貸主の決めたい価格と、借主の借りたい価格との開きが広がって

きている。当たり前にネットで賃貸事情が見れるので、借主もそのエリアの

マーケットを把握し、低価格の物件があることを知れる。自ずと、頭にその

価格が入ってきて、借りる条件の1つになってしまう。

人は都合よく物事を捉えるので、その他の条件でまさっていても価格という

消費者に一番響くところは残ってしまうものである。

また、比較物件は物件同規模とあるが、事務所であれば大型物件も区分けをしたら

中小規模の物件と同じになる。そうなると共用部分に優れる物件が優位になってしまう。

実際不動産を購入し賃貸付を行って感じることは、これなら借り手がいるだろうと

設定した賃料の下をいくケースが目立ってきている。(特に事務所)

住宅に関しても、エリアによってそういう傾向にあることは分かる。

以前の感覚で貸主側がいると空室期間は長くなり、そして、その時点の収入はずっと

取り戻せない。

やみくもに値段を下げることが良い選択とは思わない。

知恵を絞り努力をした結果、安くなることは、それが相場なのだろう。

需要>供給ではなく、需要<供給が加速する世に中では、中小規模の物件は

今までの安いだけの競争力は通用しなくなるだろう。

安くするのは、ゆとりがあれば誰でもできる。ゆとりがなければ太刀打ちできない。

だからこそ、安いに+@が必要になってくる。その+@はなんなのか?

これは1つ1つの物件により変わってくるのだろう。何をオリジナリティにするのか。

安い + オリジナリティ = 100%稼働

ジリ貧になる前に、対策を!

相場の変化が激しい。そのエリアの最安値を自分で頭にいれ、最悪を想定すること!


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