この大会の事実上のメインは初参戦の小川直也。
この年の1月、橋本真也にシュートを仕掛け大問題となった小川は
後にPRIDEの門番と呼ばれる事になるゲーリー・グッドリッジと対戦。
第6試合 小川直也vsゲーリー・グッドリッジ
第7試合 桜庭和志vsエベンゼール・フォンテス・ブラガ
第8試合 高田延彦vsマーク・ケアー
後半3試合はどの試合がメインでもおかしくない好カードが
並んだ初夏の横浜アリーナ。
もちろん超満員札止め。
しかし、この小川vsグッドリッジは数年度、
前大会の高田vsコールマン(八百長試合)同様に悪い意味で
語り継がれる試合となってしまう。
グッドリッジ
「自宅に電話してきたんだよ。小川に勝たせるためにね。」
「小川に勝たせてほしい。小川に勝たせてあげたいんだ。と言ってきたんだ。」
「そして、俺は金銭の要求をしたんだ。」
「OK。小川に勝たせるために、どれくらいお金を支払ってくれるんだい?」
「でも結局、俺が満足する金額には達しなかったんだ。」
多くの記事で「200万程度」と書かれていてあまりの安価に驚く。
交渉が決裂し、八百長勝負は実現せず。
真剣勝負でグッドリッジは小川に負けた事になるが、
当時、ノーフェイクを掲げ、真剣勝負以外は掲載しなかった格闘技通信が
この試合を載せていなかった事で疑惑は解消されず。
先に青コーナーから入場のグッドリッジ。
小川をKOしてくれというアンチの期待なのか、
グッドリッジにも大きな声援。
続いて赤コーナーから小川直也の入場。
着て来たTシャツを客席に投げ入れるパフォーマンスに大歓声。
解説の谷川さんが「凄い目をしてますね」と確かに目がイッちゃってる。
1R、いきなりパンチを振り回すグッドリッジに防戦の小川。
膝も突きたてられるが小川もパンチで応戦し、
寝技に持ち込みアームロック狙い。
小川のパンチで出血のグッドリッジ。
マウントポジションになった小川は殴り続けるが
決定的なダメージは与えられず、やや攻め疲れで1R終了。
2Rが開始、1R同様に打ち合いに応じる小川だが、
あっという間に右腕を取って絞りあげるとグッドリッジもタップ。
2R36秒、V1アームロックで小川の勝利。
お馴染みの飛行機パフォーマンスにマイクパフォーマンス。
「次は高田と言いたい所だけど、実現しそうにないので
考えさせてくださ~い」と。
昨年、小川自身がYOUTUBEでこの試合の事を語っている。
試合前に「小川欠場」の情報が流れ、試合当日になっても
「出る、出ないの話」になってモメていたらしい。
「お金の話だよ。お金もらえないのに、やってられないじゃんって話だ」
小川と主催者側でファイトマネーの金額をめぐり、
試合当日まで交渉が続いていた様。




