う~ん、雨が降ると運動不足になりがち。
だけど小雨を狙って歩いたら、なんとか5000歩になった。
そういえば久々に羽生くんの表紙の「フィギュアスケート・マガジン」が発売されるとか。
ちょっと前に発売された「クワドラ」や「ジュエルズ」は、我が街の書店には全く見当たらず羽生くん関連は写真集だけ。
雑誌で見かけたのは今週表紙の「AERA」ぐらいなので、マガジンも書店に並ぶ確率は低い。
疑いたくないが、羽生くんの雑誌は書店に置かない方針なのかな?
「クワドラ」や「ジュエルズ」はスケ連やフィギュア村の雑誌なので、元から買う気はなかったが、マガジンは山口さんをはじめ羽生くんを正当に評価する記者やカメラマンの記事なので、今回は久々にAmazonで予約してみた。(1390円なのでお買い得(^_^;)
いろいろあった1年の総括の意味も込めて読んでみたくなった。
そして今読んでいる本は、「マインド・コントロール」岡田尊司 著。
2012年に出版され2016年に改定版として新書化されたもので、中国や韓国などで翻訳されている。
確かにこの本を読むと、マインド・コントロールする側とされる側の状況が詳しく載っている。
他で悪用されるのでは…って思ってしまうほど、ドキドキする内容だった。
9.11のテロリストやオウムの信者は、高学歴のエリートが多い。
飛行機でビルに突っ込むにしても操縦できる高度な技術が必要であるし、サリンを撒くことになったのは製造が出来る技術があったからだ。
そんな賢い頭脳を持つ人々がマインド・コントロールされてしまうのはどうしてなのか?
恵まれた階層に育ち将来も有望のエリートであるはずがテロリストになってしまうタイプの人は「理想主義」で「純粋な傾向」を備えていた。
そして一見、上手くやっているようにみえても、実は社会で生きることに苦痛や困難を感じていたり、社会に不信感を抱いていたという。
マインドコントロールは、そのプロセスがトンネルに例えられる。
一度入ってしまったら後戻りできず、光の方へ向かうしかない。
トンネルは細く長く、外界から遮断され、目的を一つとし、視野を小さな一点に集中させることにより視野狭窄になる。
普通の若者がテロリストになってしまうのはそんな状況に置かれるかららしい。
それ以外にもあの手この手のテクニックがあり、私たちの社会には、このようなトンネルが結構身近にあったりする。
この話…長くなりそうなのでまた明日。