金色の恵みを浴びて天使達は素知らぬ顔でダンスを踊る。
悪魔達は恨めしげに天を見上げ唾を吐く。
唾は毒の雨となりて自らに降り注ぐ。
権力を振りかざす事しか能の無い醜く太った豚共。
偽りの皮に身を包み人々の生命を吸い上げるハイエナ共。
そんな奴等がこの世の中では天使扱い。
夢に向かって必死で走り続けている者。
社会に出たくとも出れない者。
社会で活躍したくとも活躍出来ない者。
そんな彼等は悪魔扱い。
蔑まれ、卑下され、嘲笑の的となる。
こんな世の中は駄目だ。
しかし、それは現実でもある。
この世は見るに絶えない生き地獄である。
震え乍ら立ち向かおう。
震え乍ら闘おう。
時として「恐怖」は力となる。
誰もが豚やハイエナや悪魔になる為に産まれたんじゃない。
天使でも悪魔でもない「自分」になる為に。