日本には「日本政策金融公庫」と言って、国営の金融機関があります。

 

「借金をする」というと、あまり響きは良い言葉ではありません。

ところが、実際問題として独立開業するにあたり、自己資金が足りないことは多々あります。

もっとも、ちゃんと自己資金を貯めてから計画的に独立開業する人はあまり居ないと思います。

必要な資金を把握していないので、そういう事になるんですが。

まあ。私も人の事は言えません。

 

「店舗費用と機材費」

これくらいは誰でも気が付きます。

 

「初期の数か月分の生活費」

まあ、そのくらいは常識でしょう。

 

「国民健康保険料」

これが意外とかかります。

ウチの場合は夫婦と高校生1人分の支払で、なおかつ失業扱いになっていますので1年半程度の減額措置をされています。

にも関わらず、かなりの額を持っていかれます。

 

「国民年金保険料」

これが非常にデカイです。

夫婦2人で年間40万はかかります。

 

「広告宣伝費」

実はコイツが問題です。

正直言って、ちゃんと広告費をかけないと、出店したばかりの整体院なんて誰も来てくれません。

チラシ印刷1枚、3円程度。自前でプリントするなんて紙とインク代の方が遙かに高くつきます。

そのチラシを配布する方法。自前でポスティングすると時間と体力が奪われます。

ポスティング業者に頼むと、1枚あたり5~6円はかかります。

新聞折り込みで5円ちょっとです。

10,000枚印刷して、印刷代が30,000円程度、

新聞折り込みを5,000枚依頼して、25,000円。

残りは自分でポスティング。

合計で55,000円。

奇跡的にこれに反応して、来院して下さる方が10人と仮定しても、全ての方が納得して通い続けて下さるわけではありません。

ですから、反応率の高い広告媒体を見つけるのは経営としての生命線です。

ホームページ作成も、自分で作っても良いですが、ちゃんとしたモノを作れる実力のある方は良いですが、そうで無い場合が大半です。

私だって、まあ内容はともかくデザインは非常にイマイチです。

作ってもらうにしても、イマイチなものに20万つぎ込むよりも、ちゃんとしたものに30万つぎ込む方が得策です。

しかも、管理費とかが取られると、それだけで月々10,000円とかかかります。

そして意外とかかるのがPPC広告。

 

そんな感じで、用意した資金なんてあっという間に無くなります。

広告費が枯渇すると、もれなく来院はストップし、アナタの整体院は閉院です。

そこで資金調達をする必要があります。

 

銀行に借りようとしても、開業当初の個人事業主は信用がありません。まあ無理でしょう。

カードローンは良くても上限金額は20万。利息は10%とかザラです。

消費者金融は止めましょう。後々ツライです。

 

という事で「日本政策金融公庫」の登場です。

https://www.jfc.go.jp/

 

手続きは面倒ですが、ちゃんと目的と計画が有って審査が通れば、長期かつ低金利で貸して貰えます。

正直なところ、私のところはまだ枯渇しているわけではありません。

家内も働いてくれていますし、長女は既に就職しています。

生活自体に緊急に困る事はありませんが、かと言って余裕があるわけでもありません。

 

今回申し込むには別の目的があります。

それはズバリ「節税」です。

 

所得税がかかるのは、売上から経費を引いた利益部分にかかります。

ここまでは常識。

ここからが本題。

利益から、さらに負債という因子を計算に導入します。

例えば、借りるだけ借りて、手をつけずに口座に入れっぱなしにしても負債は負債です。

もちろん、月々の返済はしますが、それでも負債として計算に入れる事ができます。

するとどうでしょう。

売上が立って、利益が出ているにも関わらず、負債があるという事だけで所得税は随分と低額で済みます。

具体的には税理士さんと相談ですが、実際そういった状況に持ち込めます。

 

ついでにもう一つ。

「一回くらい融資申し込みみたいのを経験した方が経営者っぽい」

なんて理由で一度申し込んでみてみます。

 

「横浜市菊名駅前の慢性腰痛専門整体院 一宇~ITIU~」

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