年末やりたいゲームの1つが「STEEP」。
![]() | 【12/22発売予定】 ユービーアイソフト STEEP (スティープ) 【PS4ゲームソフト】 価格: 7,182円 |
スキー、スノーボード、パラグライダー、ウィングスーツといった、4つのエクストリームスポーツが、楽しめる、オープンワールドという、この季節にぴったりの作品だ。
PSの「クールボーダーズ2」で、隠しキャラの宇宙人のグレイを出すために、必死でやり倒した記憶がある。
元々、スキーが好きで、20歳の頃にスノーボードにハマり、ほぼ毎週の様にゲレンデに通っていた。
本格的にスキーを学んだのは、高校1年の冬。スキー好きの体育科の先生たちが、希望者を募っていた「スキー教室」。
聞く所によると、毎年体育科で行うスキー実習の下見という名目の、私的な慰安旅行的なもので、普段は鬼の様に厳しい先生達も、プライベートで、スキーを楽しむ、和気藹々とした楽しい旅行との事。引率の先生のラインナップを確認すると、野球部の監督は練習の為、今年は不参加という事で、冬のトレーニングをサボれると思い、スキー好きの野球部員のバディと、即参加を決意。
親を口説き落とし、和やかな雰囲気の中、3泊4日で、ボーゲンからパラレルができる様になり、とても楽しかった記憶がある。
そんな僕たちに刺さる「あいつらうまいこと練習をサボりやがったな」という、部員の冷たい視線。
翌年の「スキー教室」は単純にスキーが上手くなりたいと参加。募集のチラシには、今年も、監督の名前がなく、不参加ならばと、何人か野球部から、参加するも、前年の反省を踏まえ、キッチリと朝夕のトレーニングメニューを渡され、引率の先生監視のもとに、トレーニングを消化。誰かが「話と違う!騙された!」とこぼしていた。
ゲレンデで忘れられないのが、蔵王温泉の「横倉の壁」。 最大傾斜38度、平均30度と、かなりの難コース。ゲレンデの頂上に着いて、下を見てみると、直径2mくらいのコブが下まで続いており、もやは横倉の壁ならぬ「横倉の崖」と言った方がしっくりくる。
同じクラスの、2歳からスキーを学び、17歳にしてインストラクターの資格を持っている飯島くんでさえ、バランスを崩してしまう方が多い難コース。
意を決して滑ってみる。いや滑るなんておこがましい、スタートから終わりまで、転がりながら、降りたと言う方が正しい。その後のロングコース「ミルキーウェイ」は、とても緩やかで気持ちが良かった。
そんな事を思い出しつつ「STEEP」待ちに、iOSアプリの「Snowboarding The Fourth Phase」をダウンロード。派手なトリックを、カッチョ良く撮影できた時の快感は、なかなかのもの。
久々にゲレンデに行きたくなったが、身体的にキツそうなのは明らかなので、ここはゲームで我慢しておこう。