今季、芸人草野球リーグで数年ぶりに優勝した。ここ数年、Aクラスには入るものの、優勝から遠ざかっていた事もあり、感慨もひとしおだ。
実際プレイするスポーツは野球一筋だが、ゲームに関して言えば、野球はもちろん、サッカー、ゴルフ、バスケット、テニス、アメフト、アイスホッケー、etcと、色々と手を出す派。
そんなスポーツゲームの思い出を2つほど。
まずは「実況パワフルプロ野球94」。野球ゲームに初めて、高低の概念を取り入れた意欲作。今では当たり前だけど、当時の野球といえば、殆どが野球盤の様なものだった。(唯一あったのが、当たらないフォークくらい)買った時の第一印象は、とにかく「難しくて打てない、クソゲー」と思ったぐらい、難しかった。
野球部の友達と「あんな緩急で攻められたら打てねーよな!」と愚痴っていた瞬間に、ハッと気づく。来た球を打つのではなく、読んで打つゲームなのでは?と思い、実践してみると、あら不思議、実際に打席に立っている様な、臨場感と緊張感。投手と打者の駆け引きを、TVゲームで再現した、初めての作品だと言っても過言ではないと思う。買って損したと思っていた物が、一瞬で輝くお宝に変わった瞬間でもあり、鮮烈に覚えている。
もうひとつ、ゲームセンターにあったコナミの「RUN&GUN」と言う縦視点のゲーム。
ストⅡなどの格闘ゲームが全盛の頃、隅の方でひっそりとバスケ好きがやっていた印象。ジョーダン全盛期の頃で、シカゴのチームを選んで、23番にボールを回し、ダブルクラッチや強烈なダンク、そして外からのスリーポイントと、とにかく外さない23番。
バスケ部の桑原くんは、23番オンリーで攻める僕とは違い、23番でディフェンスを引きつけて、33番で決めたり、25番にスリーを打たせたりと、まさに黄金期のブルズの戦い方をしていたのを思い出す。
未だに、バスケットゲームをやる時は縦視点じゃないとしっくりこないくらい、完成度の高いゲームだった。
思い出もここまでにして、最近のスポーツゲームの話。
選手になりきり、現役生活をプレイ出来るモードがあるゲームが増え始めたのだが、ここ最近のトレンドとして、試合以外の演出がドラマティックになっており、代理人との会話や、GMとの面談、試合後の記者会見などの対応を選択出来ると言うもの。
そんなモードをさらに濃い味に味付けしたのが、
FIFA17のTHE JOURNEYモード。
既成のキャラクター、Alex Hunterのサッカー人生を体験していくのだが、個人的には尖っていて好きだ。
なんの思い入れのない少年Alexに、いつの間にかファン1号的な感覚で、感情移入している自分がいて、スポーツ映画をプレイする感覚は新しかったなぁと、これからこう言う演出が、増えていくんでしょうな。
現在、Alex少年は、2部のニューカッスルにレンタルに出されて、ブンむくれ。なので、速攻で昇格させるため、日々奮闘中。
それにしてもニューカッスルが2部に降格しているのにはビックリ。