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背番号7番の暇つぶしブログ

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選挙のネット投票に関して。


技術的には可能だし、
セキュリティの問題も解決できる。

PCを操作するだけで何億円が動かせるのに一票が投じられないほど脆弱なシステムにはならないはずなのである。


しかも、選挙管理委員や立会人、開票作業従事者などを考えると、
コストははるかに安くすむ。

海外や一時転居先からの投票や、怪我や病気で動けない人も投票できるわけだし、
導入されはしたがいまいち使い道のない住民基本台帳番号をIDとして使ってもいいだろう。

メリットは想像以上に大きい。




が、出来ない理由がある。

それは投票率が一気に上がってしまうからだと私は思っている。

投票率が上がる、そのことになぜデメリットがあるのか。




投票率が一気に上がるということは、これまで政治や選挙に無関心だった層が、その手軽さから選挙に参加することを意味する。

政治に無関心だった層は、何をもって候補者を選ぶか、
知名度で選ぶに決まっているのである。



毎回の総選挙で繰り返されるのが、政治力のあるなし関係なく知名度だけで比例区に出馬させる方式。

こうして知名度だけで議員となった政治家の中で、本当に国政に貢献した者がどれだけいるだろう。

ただ議席数を増やすがために著名人や人気者を出馬させる傾向、
これが加速するに決まっているのである。


Jニーズ党とか〇kb党とかが乱立しファンがそこに投票する、
そして真摯に政治を学びコネクションを広げ人を動かせる人物が落ちる、
そういう結果になりかねない。

また公約もより大衆迎合が進む、まともな政策が打ち出されない。
国政よりも人気取りが優先される。

そんな結末が想像されるのである。




だから、

投票に行くのはちゃんと政治を理解し自分の住む国や地域の利益と未来を考えて、政策や政治家を選べる市民だけでいいのではないだろうか。

そんな真の有権者になるために、ちゃんと政治に関心をもって学ぶ、
そういう積極的な政治参加意識が高まった結果での投票率向上こそが、歓迎されるべきだと思う。



なのでネット投票導入は、時期尚早。


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