大暑とは最も暑い頃という意味ですが、
日本において最も暑い時期はもう少し先のようです。
鰻でおなじみの土用の時期です。
空には雲の峰が高々とそびえる頃です。
大暑の食養生
夏の食生活のポイントは
①苦味のある食材で解毒
②あっさりした味のない食材で水分代謝を上げる
です。
大暑の食材は「スイカ」をピックアップします
原産は熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯。
果実は園芸分野では果菜(野菜)とされるが、
青果市場での取り扱いや栄養学上の分類では果物あるいは果実。
果肉は水分が多く90%以上。一般に果肉は紅、甘くて多汁である。
のどの渇きを癒すために 食べることが多い。
果肉に含まれるカリウムは、疲労回復や利尿作用があり、
暑さで体力を消耗し水分を過剰摂取することで起こりがちな夏バテに効果があると
されている。
皮は模様のある外側の薄皮をとり塩をふってしぼり酢の物にする。
漢方的とらえ方
・五味/五性・・・甘/寒
・帰経・・・心胃膀胱
・体の熱を冷まし、喉の渇きやほてりをとる。
日射病や暑気あたりの予防に良いと される。
利尿作用があり、むくみに良い。
美味しいすいかを食べて夏を上手に乗り切りましょう