あるところに、2人の女の子がいました。
2人の女の子はそれぞれ違う所で暮らしていましたが、どちらも家族から虐められていて、幸せな境遇とは言えませんでした。
とても辛い毎日でしたが、1人の女の子は、決して心が憎しみや悲しみだけにとらわれないようにしました。
唯一心を慰めてくれた、庭に咲く花を大事に育てていました。
もう1人の女の子は、心の中は憎しみでいっぱいでした。
庭に咲く花のことなど、気付くこともありませんでした。
2人の女の子はそれぞれ、男性と恋に落ちました。
花を愛していた女の子は、花を愛するのと同じように、男性にも自分にも愛を注ぎました。
もっと大きな庭で、たくさんの花に囲まれ、幸せに暮らしています。
心の中が憎しみでいっぱいだった女の子は、好きな男性と出会った後もいつも不安でした。
「私が愛されるわけがない」
「私が幸せになれるわけがない」
彼からの愛を受け取ることも出来ず、自分のことを愛することも出来ませんでした。
そのあと、この女の子はどうなったでしょうか…?
ロンダ・バーン「ザ・パワー」より、ある女性のお話です。
「二十年も夫から虐待され続けた後、彼女は貧しい状況に取り残され、一人で子供達を育てなくてはならなくなりました。
大変な苦難に直面したにも関わらず、彼女は決して、怒りや後悔や嫌な気持ちが心に根付かないようにしました。
離婚した夫のことを一切悪く言わず、その代わり、完璧でハンサムな新しい結婚相手のことやヨーロッパ旅行の夢について、前向きな思考や言葉だけを発しました。
旅行をするお金がないのにパスポートを申請し、夢のヨーロッパ旅行に必要な最低限度の買い物をしました。
すると、彼女は本当に完璧でハンサムな新しい結婚相手を見つけたのです。
そして再婚すると、スペインの海を見下ろす新しい夫の家に移りました。今そこで幸せに暮らしています。
この女性は愛していないことについて話すことをせず、愛を感じることに愛を注ぎ、考え、話すことにしました。
そうすることで、苦難や労苦から自由になれ、美しい人生を手にすることができたのです」
怒りや心配、不安など、ネガティブな感情は誰にでも出てきます。
ネガティブな感情は悪くありません。
だけど、そこに居続けないこと。
やっぱり、人って油断したり放っておくと、悪い方に流されがちなんです。
99の事が上手くいっていても、上手くいっていない1のことばかり考えて悩んでいたりする。
なのでそこは、感情に流されっぱなしにしないで、楽な方を選ばないで、ちょっと頑張って「よいしょー!」と思考を戻す。
自分の物語を悲劇の物語にしないで、愛と笑顔に溢れた物語にしてくださいね
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます
それでは、また~
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いつもたくさんのいいね!とコメントをありがとうございますお返事をするのがなかなか難しくなってきましたが、いただいたご質問に関しては、記事の中でお答え出来ればと思っています。近頃、皆様のブログにお邪魔出来ていないにも関わらず、いつもブログを応援して頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんのアクセス、リブログをありがとうございます(深々とお辞儀)