相変わらずホークスが強い。
今年は昨年と違い、今のところ大量得点の大差で勝つ試合が少ないように思う。
本塁打が少ないのかなぁ…。
でも、接戦をしっかり物に出来る”強さ”があるからこそ、今の順位にいるんやろな!
どんな展開でも、接戦に持ち込めてるのも凄いよね!
昨日の試合での武田投手。
2度のストレートの四球はいただけへんけど、それ以外は内容も結果もナイスピッチングやったね!
次の登板が楽しみや!
ゲーム終盤、気になった場面が…。
8回に寺原投手が武田投手に変わってマウンドに上がった。
昨日の寺原投手も調子が良さそうに感じた。
ポンポンとリズム良く2死を取った。
その後…
ここ数年の寺原投手の武器は「カットボール」。
カウント球でも勝負球でも使える。
困った時にもカットボールを投げればなんとかなりそうなくらいの武器。
昨日はストレートの出来が良かったから、鶴岡捕手も、ストレート要求が多かった。
2死後の楽天銀次選手との対戦の場面。
ここも簡単にツーストライクに追い込んだ。
本当に状態が良いんやろなと思った。
得点差は2点。
ホークス2点リード。
銀次選手の後は、4番ウィーラー選手。
その後も長打が打てる打者が続く。
今年の楽天打線は調子も良い。
銀次選手をツーストライクに追い込んで、選んだ球はインサイドのストレート。
それを捉えられてセンターに弾き返された。
バッテリー有利なカウント。
僅差。
後続には長打力のある打者が続く。
それと昨日は、8回に寺原投手を投入するという事は、ホークスベンチは、登板過多の抑えサファテ投手とスアレス投手を休ませたいと思ってる。
それなら尚更大事な場面になる。
ランナーがいなくても大事な場面になる。
そこで選んだウィニングショットがストレート…。
それまでに緩いカーブとかを見せてるならまだわかる。
でも違う。
ストレート中心で、カットボールが少なかった。
それでも抑えられるくらいの調子でもあった事は確か!
それでもこの場面のウィニングショットのストレートは俺は疑問に思う。
結果論ではない。
鶴岡捕手がインサイドに構えた時に、ストライクからボールになる”カットボール”を選択したと思った。
結果は…
ストレートをセンター前に弾き返され、2死1塁で4番ウィーラー選手。
ランナー1塁に出ただけで、それまでのマウンドでの状況から一気場面が変わり、本塁打を打たれれば同点のピンチに…。
ウィーラー選手の長打を警戒して四球…。
カットボール中心で…。
追い込まれてから武器のカットボールを中心にするなら、追い込まれる前に、その球でしっかり押さえておくべきやと思う。
それか…ウィーラー選手をしっかり抑えるか…。
結果的に、2死1.2塁から抑える事が出来たけど、ウィーラー選手からは、いつもの寺原投手の武器であるカットボールがほとんど。
勿体無いと思う。
バッテリーが、色んな事を踏まえて状況判断が出来てなかったと思う。
接戦というのは、1つのプレーや1球で状況が変わる。
色々な事を含めて、昨日のホークスの状況なら、あの1球の選択は、その後、勝ちがどちらに転んでもおかしくないくらいの1球やったと思う。
調子が良く、リズムも良い。
気分は乗ってるけど、頭の中は常に冷静である事が大事やと思う。
寺原投手の能力の高さは、彼が入団した当初から知っているだけに、ベテランの域に差し掛かった投手やからこそ、あの1球の重みを感じてほしいと思う。
それでも勝てるのがホークス!
能力の高い選手が豊富!
今後もこの勢いは止まらんかもね!
ほな、また……。