今年になりもうすでに2月半ば。
今年の初投稿は、今日私がやってみた小さな一歩の話。よろしければ聞いてください
あれは忘れもしない子供が5才の頃(いまからほぼ10年ほど前かなぁ)
一番なかよしのママ友と息子の同い年の女の子とイオンに行きました。
しばらくウロウロしたあと、お昼時になりフードコートへGO!
お店を見て廻ったあと、関西では有名なラーメンのチェーン店、神◯で食べようと決まりました。
(私は初めてのお店でした)
慣れた感じで注文するママ友。
私の番になり、メニューをみて値段の高さに驚きき(私の価値観でです)
その頃、私は週3の短時間パートをしてましたが、個人事業の主人の業種は低迷、正直お金がなかったのです😢
毎日の食べるものは、献立をまとめて考え、まとめて買い物して、食うに困るほどではなかったにしろ贅沢はできない…
そのなかで、一人分のランチがラーメンとライス、飲み物で千円を優に越える金額😰
ママ友は、自分と娘ちゃんの分、そして後から合流した小学生のお兄ちゃんの3人分を普通に頼んでました。
そのときの私の気持ちはと言うと…
「私と息子二人なら菓子パン買ったり、マックのハンバーガーと飲み物で二人で千円でいけるのになぁ…それが一人千円を優に超える、二人で食べたらいくらになる」そんな感じてした🤣
結局、子供にはラーメンとライス、飲み物のセット(5才なのに完食しました🤣🤣)
私は、「あんまりお腹すいてないから」と言い訳し、当時100円のミスドを1個とこれまた100円のマックのホットコーヒー☕
この出来事、私にいままですごーく重く残っていました。
イオンのフードコートに行く度に、
「あの時、こんなだったなぁ」
「あんな気持ちもう味わいたくないなぁ」
と感じて、そのラーメン店を避けていました。
私はあの時すごく惨めな気持ちを味わっていたんです。
「もうあんな気持ちは嫌だ!二度と味わいたくない!」と思いながらも、フードコートへ行く度にいつも思い出してたな。
それだけ握りしめてたんだな…
もう何年も前から、ラーメンとライス、飲み物のセットを頼める位のお金はあったのに。いつでもその記憶を塗り替えることができただろうに、私は握りしめたグーの手をひろげることが出来なかったんです(何に執着してたんだろ)
ところが今日、息子とイオンに行ったとき、息子に「好きなもの食べやぁ」と言い、じゃあ私はなに食べる?と思ったときに目に入ったのが、
神◯のラーメン🍜
あの時以来、気になりながらも(避けてきたとも言う)、一度も食べたことないラーメン。
美味しいとは聞いてるけど、私には嫌な記憶しかないラーメン🍜
何故か今日は食べてみたい❗と感じました。それも自然に
息子は他のお店の丼を注文し、私は神◯のラーメンを注文しました。でもちょっぴりドキドキ
食べてみた感想。
「美味しいけど、ただそれだけ」でした。
もっと感慨深いかなとか、あの時出来なかったことが今は出来るとかじゃなく、
普通に美味しいだけ。
あんなに握りしめてた、惨めな感情は思い出せませんでした。
逆に、
「あの時の私健気や~ん❤️」
「息子には好きなもの食べさせてあげてるや~ん❤️」
と感じました。
いままで惨めだったと思ってたことが、健気に変わる
いつも、捉え方・見る角度によって過去も変わる。と教えてもらってることを実感しました。
こんな風にグーの手をパーにするだけで、ほんの少しやってみるだけで、すごく優しい気持ちになれたことに、ちょっぴり嬉しくなったバレンタインの一日でした。
長々、私のつぶやきにお付き合いいただき、ありがとうございました