こんばんは。
絶賛お忙し中のはかなさんでございます。
今日は次女ちゃんと月に一度の輝ちゃんの小平にある癌専門のアカシア動物病院に受診に行って来ました。
輝ちゃん、全く問題無しで、なんならお薬が一種類減りました‼️
しかも先生から、『これから暖かくなってくるし、甲状腺機能も上がって来ているので、どんどん元気になるね‼️』と嬉しいお言葉も頂きました☺️☺️☺️
満開の桜🌸を沢山見ながら楽しいドライブでした‼️
4月から、障害者に対する合理的配慮が法律で義務付けられました。
はかなさん自身が介護福祉士であり、次女ちゃんは療育手帳と精神障害者手帳を持つ、障害者です。
体調が悪い時には車椅子を使って受診に行ったり買い物に行く事もあります。
昨今、車椅子ユーザーの方がイオンシネマのグランシートを利用していた所、従業員から、次回から車椅子専用シートを利用して欲しい旨の発言をされて、トイレで泣いた、とSNSに書き込んで炎上し、youtubeでもバッシングされています。
介助する側の気持ちも、車椅子ユーザーの気持ちも両方理解できるはかなさんの立場からの見解を少し書きたいと思います。
まず、日本は残念ながら先進国とは言え、バリアフリー後進国であると思います。
無人駅も多いし、エレベーターの無い駅や公共施設も少なくありません。
けれど、日本は赤字大国、借金大国であり、早急な改善は難しい事だと思います。
そんな環境の中で、車椅子ユーザーからするととても不便に感じることは少なくありません。
そう言うことに関しては、障害者だけでなく、健常者の方々もみんなで声をあげて行く事が大切だとは思います。
声をあげて行く事で少しずつでも改善されて行けば嬉しいと思います。
けれど。
物理的にどうしても車椅子で移動が不可能な場所で、人力で車椅子ごと持ち上げて欲しい、と言うのは合理的配慮とは言えないと思います。
それは、はかなさんが日々車椅子の介助をさせて頂いているから分かる事なのですが。
車椅子だけだって、たたんで階段を登れ、と言われたらかなりの重さです。
まして人間が座っている状態で階段を登れなんて、物凄く重くて危険な行為です。
車椅子ユーザーの方はご自分が介助した事がないので、それがどれほど大変な事なのか理解しづらいのかも知れないですね。
はかなさんはもう20年介護に携わって生きていますが、ご利用者様が車椅子に座ったままの状態で階段を登り下りさせる様な事は普通はやりません!
合理的配慮には『介助者の無理のない範囲で』と言う一文があります。
そこを無視して、欲求を満たして欲しい、と言うのは障害者側の勝手であり合理的配慮ではないと思います。
今回の件で言えば、確かに車椅子対応のシートは前列で、ただでさえ車椅子を必要とする身体であれば、身体的負担が大きく、映画を楽しめない気持ちも理解できます。
それをイオンシネマ側に訴えて改善策を求めるのは合理的配慮だと思います。
身体に障害を持っているからこそグランシートで楽な姿勢で映画を楽しみたい気持ちも分かります。
だから、車椅子でグランシートを利用できる様にスロープを用意して欲しい、と求めるのも合理的配慮だと思います。
けれど、車椅子ごと階段を抱えて登り下りして欲しい、と求めるのは、どう考えても介助者側に大きな負担がかかるし、危険を伴う行為であり、合理的配慮の範疇を逸脱している、と感じます。
『今日この映画をどうしても見たい、物理的に無理だけど、今すぐどうにか配慮して下さい』はちょっと無茶振りなのかな、と思います。
車椅子ユーザー側からすればたった4段の階段…もどかしさを感じることと思います。
けれど、物理的にどうにもならない事は、今すぐには変えられないのです。
『今後、グランシートを利用したいので、合理的配慮を求めます』と議論することからスタートするしかないですよね。
気の長い話になるかも知れませんが、合理的配慮が義務付けられた以上、映画館側も無視出来ないので、先々、配慮して貰えるのでは無いかと思います。
以前、電動車椅子ユーザーの女性が、どうしても無人駅で下車したい、合理的配慮として、無人駅に駅員を集めて電動車椅子ごと階段を持ち上げて欲しい、と小田原の駅で1時間も交渉して、結局、熱海から4人の駅員さんが無人駅の来宮駅まで移動して、電動車椅子ごと階段を持ち上げて対応した、と言う出来事がありました。
この時にも電動車椅子ユーザーの女性が物凄くバッシングされました。
はかなさんも動画を見ましたが、この女性は平気で『良くそう言う対応して貰っている』と発言していました。
それは合理的配慮とはかけ離れた事を無理強いしていると感じました。
ご自分が乗っているのが、電動車椅子であり、それがどれほど重い物なのか、全く理解されていないですよね。
ご本人は骨の病気なので車椅子を押した事さえ無いでしょうし、電動車椅子を、例え大人4人がかりでも、持ち上げてしかも駅の階段を上がって欲しい、それを良くやって貰っている、とは(^_^;)
電動車椅子って物凄く重いし、ましてや人間が(とても小柄な方とは言え)乗ったまま、なんてどれほど重い事か。
そんな事を当たり前だと認識されているとは恐ろしい(^◇^;)
駅員さんにかかる負担を思いやる気持ちは無いのでしょうか?
この女性の場合は、もう来宮駅近くに宿が予約してあり、事前に調べた時には無人駅である事、エレベーターも無い事が詳しく記載された資料が無くて、分からなかった。
旅行当日、乗車希望時刻の30分前に小田原駅に行ったら、目的地の来宮駅は無人駅でエレベーターも無いので対応できかねます、と言われて、とても困惑したのだそうです。
事情的にはお気の毒だと思います。
旅行の当日に目的地まで行けない、と言われてしまったら、それは困惑すると思います。
手前の熱海駅からタクシーを利用するにしても、折りたたみの効かない電動車椅子を乗せられるタクシーは本当に少なく、1ヶ月前からの予約が無ければ乗れないのだそうです。
そうなると熱海から目的地の来宮駅までの交通手段が絶たれてしまいます。
今回の場合は他に手立てが無かったので、熱海の駅員さんが4人来宮駅まで電車で移動して電動車椅子ごと駅の階段を持ち上げて対応して下さって、帰りも同じ様に対応してくれて無事に旅行を終えることが出来たそうです。
はかなさんは、『エレベーターが無ければ、合理的配慮として駅員さんに上げて貰えば良い』と言う認識自体が違うと思います。
この認識があったから、事前の下調べが不足していたのでは?と思います。
ネットで調べても分かりづらかったら、宿泊する宿に電話で聞く事も出来ただろうし、JRに事前に問い合わせする事も出来たと思います。
万一、利用予定の駅にエレベーターが無ければ、自分は駅から出られなくなってしまう、と言う危機感が薄かったのは、合理的配慮と言えば駅員さんに持ち上げて貰えるだろう、と言う甘い考えがあったためだと思います。
はかなさんは次女ちゃんが出先でも車椅子が必要な時は、まず先方に電話して、車椅子で利用可能か、その場合、駐車場は何処になるのか、必ず確認します。
合理的配慮を履き違えてはいけないと思います。
残念ながら、車椅子ユーザーであるが故に我慢せざるを得ない事がまだまだ多いのが社会の現状です。
こう言う所が不便です、こう言う所を改善して欲しいです、と声を上げる事は大切です。
現状でできる範囲での配慮を求める事は、合理的配慮だと思います。
けれど、他の人に大きな負担を強いったり、怪我や事故のリスクを背負わせてまで、無茶な配慮を求める、と言うのは合理的配慮とは言えないと思うのです。
健常者だって、生身の身体であって、重い物持ったら、足腰痛めるリスクがあるし、万一階段踏み外したら大怪我どころじゃ済まないかも知れない。
そんなリスクを背負わせて良いとは思いません。
お互いに思いやる心があっての『配慮』が『合理的配慮』なのでは無いかと思います。
以上が、昨今の炎上騒ぎと合理的配慮に関してのはかなさんの率直な見解です。
不快になった方がいたらごめんなさい🙇♀️
まだまだ、バリアフリーと言う言葉だけが一人歩きしていて、障害者は色々我慢しなければならない事が多い世の中ですが、はかなさんは、次女ちゃんの車椅子を押して受診に行ったり、買い物に行ったりした時、そんなに不便さを感じた事は無くて。
むしろ、物凄く人の優しさを感じましたよ。
駅では『スロープ出しましょうか?』『お手伝いしましょうか?』と何人もの駅員さんが声を掛けてくれたし、エレベーターに乗る時は譲って下さったり、ドアを手で押さえて、はかなさん親子が慌てず乗れる様に配慮してくれる人がいたり。
病院やデパートの入り口がドアの時は、ドアを開けて支えててくれたり。
つくづく日本は良い国だな、と思います。
行きつけのスーパーでは車椅子は貸して貰えるのですが、カゴを置く所が無くて。
体調の悪い次女ちゃんが膝の上にカゴを乗せて持つしか無くて。
そうすると、カゴが重くなると負担が大きくて。
サービスカウンターで、車椅子の背中部分にカゴを設置して買い物できる様な車椅子を置いている店舗もあるのですが、そう言う車椅子の導入を検討して頂けませんか?と相談した事があります。
数日後に、カゴを乗せて、大きな鉄の洗濯バサミみたいな物で車椅子の前部に接続できる台車が導入されまして、とても助かっています!
合理的配慮ってこう言う事じゃないかな、と思います。
常に感謝の気持ちを忘れずに、生きて行きたいと思う次第でございます。
そして。
空ちゃんですが。
今日は嬉しい事がありました‼️
こんな可愛い笑顔を見せてくれる空ちゃん。
良くみて頂くと分かるのですが、このお鼻の周りの扇子🪭見たいに伸びている毛、なんですが。
空ちゃん、ここの毛のカットが本当に苦手で。
どうしても視界にハサミ✂️が入ってしまう位置なので、ひょいひょい逃げるし、しかも常にチュール舐めつつでないとカット出来ないので、動いて動いて本当に切りづらくて。
八王子のサロンのHさんもここだけは難しい😓て残してしまった場所で。
今日はなんとか切れないかな…て次女ちゃんと試行錯誤してて、視界に入らない口元の方から少しずつハサミ✂️を入れて行って、褒めながら少しずつ慣らして行ったら。
最初はひょいひょい逃げていた空ちゃんが、不意に動きを止めて、受け入れた瞬間があったんです‼️
いつもなら、そう言う瞬間を見極めて、一歩先へ踏み込める様に導いてくれるのはT先生なのですが。
今日ははかなさんと次女ちゃんでその瞬間を感じる事が出来ました‼️
今日はカット後の写真を撮る事が出来なかったので、また後日載せますね!
毎日毎日空ちゃんは成長してくれています‼️
4匹とも元気で居てくれて。
本当にありがたい。
今日は幸せな一日でした❣️
おやすみなさい😴🌙😘⭐