こんばんは。
本日2度目のはかなさんです♪
ちょっと嬉しい事があったので二度目のブログにやって来ました。
はかなさんの次女ちゃんは、知的障害、高機能自閉、パニック障害など持っていることはブログに何度も書いて来たのですが。
数日前からちょっと悩んでいる事がありました。
それは、高校からのお友達、Nちゃんの事でした。
Nちゃんはとても可愛い女の子👧
いつも明るく、卒業後も、頻繁に電話やLINEのやり取りしていて、時々一緒にご飯に行ったり、お買い物に行ったりする間がらです。
このNちゃんも、支援学校高等部卒業している訳で、やっぱり知的障害やADHD等の特性を持っており、生きずらいながらも、一般就労して頑張っている子です。
ただ、Nちゃんは、ご両親の理解があまり無くて。
お母さんもフルで働くキャリアウーマンなので、留守の時間も長く、特性に対する理解も浅くて。
親御さんに色々相談できる関係性では無いんです。
で、やっぱり特性持ってて、障害者枠で働いてても、会社でちゃんと理解がある訳ではないので悩みも多かったり。
Nちゃんの特性上、テンションが常に高く、暴走してしまう傾向が強くて、お友達との関係が上手く行かない事が頻繁に起こってしまったり。
そう言う時に、Nちゃんは相談できる相手が次女ちゃんしかいないのです。
それで、事あるごとに次女ちゃんに電話が来ちゃう。
今年になってからは、もうほぼ毎日。
一度電話が来ると1時間も切ってくれない事もザラで。
確かに次女ちゃんは、いつも穏やかに話しを聞いてあげるし、認知行動療法のカウンセリングを受けているので、Nちゃんの心に寄り添う様な言葉をかけてあげる事も出来ちゃうので、次女ちゃんに話し聞いて貰って、多少心が楽になる事はあるのかもしれないけど。
でもさ。
会社の事、次女ちゃんがお付き合いの無いお友達の事、次女ちゃんの知らない所で起きた問題をNちゃんの主観入りで話されても、次女ちゃんは聞いてあげる事は出来ても、問題の解決にはならないわけで。
結局、解決しないから、毎日毎日鬼電きちゃう。
そんな事が続いて、流石に疲れてしまい、次女ちゃんの支援員さんに相談して、Nちゃんの居住地の支援員さんに結びつけて貰い、最初は次女ちゃんも一緒に面接に行ってあげて、Nちゃんも、遂に先日、自分で支援員さんに電話して、予約して、一人で面接して相談に乗って貰える様になった所でした。
このNちゃんから、数日前に、『私は仲間外れにされた』と泣いて電話が来たそうで。
なんでも、お隣の大月市で夏にお祭りがあるそうで。
お祭り大好きっ子のNちゃんは、どうしてもお祭りに行きたい。
けれど、何人かいるお友達にはじから一緒に行くのを断られてしまったそうで。
次女ちゃんは、人混み苦手だし、お祭りは苦手なのですが、一番の大親友のミニと、行けたら一緒に行こう、と話してたそうですが。
Nちゃんは、お祭りとなるとテンション上がりまくって、一人で自分の行きたい所に暴走して行ってしまったり、ずっとマシンガントークが止まらなくなってしまったりで、Nちゃんが一緒だととても疲れてしまい、感覚過敏で、疲れやすい次女ちゃんはメンタルも体力も持たない。
一度一緒にお祭りに行ったら、Nちゃんは途中ではぐれてしまい、みんなお祭りどこじゃ無く、Nちゃんを探し歩いたら、Nちゃんは別の子とプリクラ撮ってた、なんて事があって。
それで、みんなが、何やってんの⁉️勝手すぎるよ⁉️て怒ったら、Nちゃんは『みんなに責められて心が傷ついた!』と泣いて帰ってしまった。
そんな事があったので、次女ちゃんはNちゃんとお祭りに行くのは遠慮したい、と言うのが本音なので、一緒に行こう、とも言えず…
今日は、Nちゃんを宥めて、慰めつつ、ミニの気持ちがわからないから今はなんとも言えないし、他の子が一緒に行ってくれない事を私に言われてもどうにも出来ないよ、と言って電話を切ったんです。
そんな問題が浮上している事は、昨日から次女ちゃんに聞いていたはかなさん。
宥め方や、慰め方はとても素晴らしいとは思いましたが。
Nちゃんは自分に非がある事には全く気づいて無くて。
特性があるのだから自分でコントロール出来ない部分もあるのだろうけれど。
でも、お友達が、『もうNちゃんと行きたくない』と離れて行ってしまう様な行動を取ってる事に、Nちゃん自身が気づかないと、Nちゃんはきっと孤立して、誰にも相手にして貰えなくなってしまう…
はかなさん自身もADHDを持ってるので、興奮すると自分の感情を上手くコントロール出来なかったり、ブレーキがかけられなかったり、他の人の気持ちになって考える事が出来なかったり、他の人が不快になってる事に気づけなかったり、そう言う事はすごく理解できるんです。
だからNちゃんが、全く悪気が無く、全く気づかないでやってしまってるんだろうな、と思います。
そして、Nちゃんは知的障害もあって、精神年齢がちょっと幼い感じで。
多分、障害は次女ちゃんよりちょっと重いレベルで。
なので、ちょっと注意されたり、非を指摘されると、自分を省みるより、“傷つけられた、私は被害者”となってしまって、反省が出来ないのです。
反省が出来ないと言う事は、そこから学んで成長する事が出来ないって事。
今回も、ガッツリ、ハブられた被害者と認識している。
この状況で、寄り添って宥めても、解決はしないかな…と思いまして。
そして、Nちゃんがミニに電話したら、ミニはお人好しで、嫌、と言えない子で、しかも次女ちゃんの体の事も凄く理解してくれてる子なので、ミニが困るだろうな、と言う思いもあり。
万一、ミニが断りきれず一緒に行くことになったら、次女ちゃんは疲れ切って体調を崩してしまわないだろうか…
心配な思いが膨らんで。
夕方、洗濯物を畳みつつ、次女ちゃんと、上記の事を話しました。
次女ちゃんは『私はNの支援員じゃないんだから‼️』とちょっとイラッと💢してましたが。
夕食後にミニから電話が来て、廊下で話し込んでました。
えらく長い電話だったので、きっとNちゃんがミニに電話して、ミニも困って次女ちゃんに電話して来たものの、結論が出ずにずっとウダウダ話してるのかな、と思っていたら。
電話が終わった次女ちゃんはとても爽やかな表情で、はかなさんに説明してくれました。
案の定、Nちゃんがミニにメールして来た。
ミニから相談の電話が来た。
次女ちゃんは、はかなさんの言うとおり、Nちゃんにみんなが一緒にお祭りに行きたく無い理由に気づいて貰わないと、Nちゃんはきっと孤立してしまう。
自分もNちゃんと同行するのは無理。
なんとか伝えられないかな、と話し合った様で。
次女ちゃんは、Nちゃん一人にミニと二人で話すのも、Nちゃんが誤解しそうだし、1対2じゃ不公平だから、私が伝える、と決断したそうで。
ここで、一度はかなさんに相談してくるかな、作戦会議した上で、できる限りNちゃんに冷静に聞いて貰える様に言葉を選んで伝えられる様に、一緒に考えてあげよう…と思っていたんですが。
なんと。
次女ちゃん、はかなさんに相談しないで、自分でNちゃんに電話したんだそうで。
ちゃんと、Nちゃんの事を大切な友達だと思っているから、これから話す事を泣かないで冷静に聞いてくれる?と言葉をかけて。
実は、みんながNちゃんとお祭りに行かないで、他の友達と行くのは理由があるんだよ、とみんなの思いをNちゃんに伝えたそうで。
でも、これはNちゃんが悪い訳じゃ無いんだよ、Nちゃんがテンション上がっちゃうのも、上手くコントロール出来ないのも、みんなの気持ちに気づけなかったのも、特性のせいだったのだからね、自分を責めないでね、今年のお祭りは一緒に行く人が居なくて、辛かったら泣いちゃっても良いからさ、そう言う事をなんでも支援員さんに話して、どうしたら、お友達と上手くお付き合い出来るのか、テンション上がっちゃうのをどうやってコントロールしたらいいか、相談して行けば良いよ、来年のお祭りは楽しめる様に、変えて行ければ良いじゃん?とNちゃんに話す事ができたのだそうです‼️
素晴らしい、100点満点の伝え方だと思いました‼️
はかなさんがもし次女ちゃんに相談されてたら、全く同じアドバイスしてたと思います。
はかなさんがNちゃんに伝えて欲しいと思っていた通りの事を、しっかり、言葉を選んで伝えられてる‼️
物凄い成長を感じて、涙涙だったはかなさんです!
ちゃんと、この話しを聞いたNちゃんの心を思いやって、フォローしつつ、現実はしっかり伝えて、今度映画見に行こうね、その時は美味しい物食べて楽しもうね、と優しい言葉もかけたのだそうで。
Nちゃんも、わかったよ、とちゃんと聞いてくれたそうで。
本当に良かった‼️
大事なお友達だからこそ、勇気を持って、必要な事を伝えてあげられた‼️
すごいぞ、次女ちゃん‼️
なんでもはかなさんに相談してくれる事はとても嬉しいけれど、自分で判断して、自分で言葉を選んでちゃんと言えた事、母は本当に嬉しい☺️☺️☺️
よく頑張ったね、次女ちゃん