石丸伸二氏を「名誉毀損提訴」安芸高田市議の悲しい現在「信者の攻撃が怖い」市政が伝えてきた“化けの皮”(Smart FLASH)
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/894.html 2024 年 7 月 16 日
https://smart-flash.jp/sociopolitics/295467/1/1/
石丸伸二氏をめぐっての評価が「釣瓶落とし」のごとく、急激に落ちていく。
都知事選挙を境にして、メディアに露出する度に評価を落とす、まさにカオス状態。
時が経過すれば、どこかに落ち着くと思いきや、ますます混沌としている。
石丸氏がメディアに取り上げられるようになったのは、2020年8月に安芸高田市長に当選してからだから、それほどの時は経過していない。
石丸氏に対する評価は、彼の発信するYouTube動画とSNSでの発言から情報を得ている人達は概ね好評価らしいが、メディアから情報を得ている人たちの評価は良くないと感じている。
今の混沌とした状態は、まさに「群盲象を評す」。
石丸氏の人物像は、どちらが実像で、どちらが虚像なのか。
そのことを考える前に、石丸氏の安芸高田市長在任中の言動を振り返ることは無駄ではないだろう。
以下に記事の全文を転載する。
7月11日、広島県安芸高田市は、同市が被告となっている訴訟での広島高裁の判決について上告しない方針を明らかにした。
同市の山根温子市議(68)が起こした名誉毀損による損害賠償訴訟で、高裁は同市に対して支払いを命じている。
この裁判は、当時安芸高田市長で、東京都知事選挙にも出馬した石丸伸二氏(41)が「山根市議から恫喝を受けた」などの“嘘の”主張をおこなったことが発端だった。
「当初は石丸氏を相手取り、訴訟を起こした山根市議でしたが、石丸氏は『市長としての発言は公務員としての職務行為』として、安芸高田市に訴訟告知をしたことで、山根氏は石丸氏と同市の両方を相手取って裁判をおこなっていました。
山根市議は市議会のなかでも、石丸氏から厳しい言葉を浴びせられることが多く、まさに石丸氏にとっては“仇敵”ともいえる相手だったのでしょう」(政治担当記者)
2020年8月に安芸高田市長に当選した石丸氏と議会の対立ぶりは、彼のX(旧Twitter)による発信で注目を集めていた。
山根市議に対しては、2020年10月1日に《敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?恫喝?あり》と投稿し、その後、名指しで糾弾したことが始まりだ。これについて広島高裁は恫喝発言は「なかった」と認定している。
安芸高田市の方針に対して、同市側の補助参加人だった石丸氏は、すでに7月4日に最高裁に上告している。
一方、安芸高田市と同様に高裁判決を上告しない意向を示している原告の山根市議。
じつは、彼女はここまでの裁判の経過や、議会での市長時代の石丸氏との応酬などを、自身のホームページに掲載している「活動報告」で克明に記しているのだ。
そこで今回、本誌は山根市議に取材を申し入れた。しかし、彼女からは「私からお話しすることはありません」とだけ回答があった。
ただ、取材を続けていると、一連の石丸氏と山根市議の裁判の影響を長らく見てきたという安芸高田の市政関係者に話を聞くことができた。
山根市議が取材に応じない理由について、この関係者はこう話す。
「石丸氏の主張がメディアによって報道されたことで『クソババア、議員辞めろ』、『居眠り、恫喝やるようなババアはいらん』といった誹謗中傷のメールが、山根氏に届くようになったんです。
まったく関係のない“居眠り”まで、山根氏がやったことにしたりしてね。最初のころは30件くらいだったが、日を追うごとに増えていったそうで、山根氏は相当、傷ついていましたね。つらかったと思います。
石丸氏を提訴した後も『裁判を取り下げろ』などのメールが山のように届いた。東京都知事選への出馬を決めてからも、悪質なメールは届いてきてね。いわゆる“石丸信者”の仕業だと思います。
今回、取材に答えると『また、火がついたようにメールが来るかもしれない』と信者の攻撃を恐れているわけです」
そもそも、山根市議が“標的”にされたきっかけはなんだったのか。
「石丸氏が市長に着任して、初の議会の一般質問で、山根市議は『地域振興会組織』の重要性を説きました。歴代の市長は、地域振興会組織と対話をおこない、街作りを進めてきたことを伝えたんです。
あとは、石丸氏がTwitterを用いて、特定の市議を落選させようとする動きを示唆した際に、山根市議は『議会を牛耳るんですか?』と聞いたことも、石丸氏は『嫌味なやつだ』と感じたのかもしれません。
あとは女性だから、責めやすいと思った部分もあるんでしょうか」(前出の関係者、以下同)
市長時代の石丸氏は音声記録にも残っていない“恫喝”を主張し続けた。2020年10月31日には《私は「恫喝を受けた」と問題提起をしました。#議会 は発言の事実を認め、さらに「受けた側の感じ方で恫喝となる」と纏めました》と投稿することで、山根市議が恫喝を認めたかのような“架空の事実”を風潮していた。
「今さら主張を取り下げると、石丸氏は自分の“位置”を保っていられないと思っているのではないでしょうか。一審の広島地裁での公判で、山根市議は『彼は嘘を言い続ければ、それが真実になると思っている人です』という言い方をしていましたね。
石丸氏は、当選した市長選のときから『政治再建』を掲げています。たしかに、河井克行元法務大臣の事件で、安芸高田市議も3人辞職し、その前には着任したばかりの市長が辞職したこともありました。そのため、彼の頭の中には『安芸高田は腐りきっている』と思い込みがあったのでしょう。
その思い込みのせいなのかどうかは知りませんが、彼の言動を見ていると『何かあったら市議会を叩いていこう』というような計画めいたものを持っている印象を受けましたね」
安芸高田市議会では、これまで何度も石丸氏の“化けの皮”を指摘していた。石丸氏の発言にはおかしな点もあったという。
「2022年9月、中国地方に大型の台風が来るかもしれないという日に、石丸氏はプライベートで、千葉県でのトライアスロン大会に参加していました。しかし、当時はどこに行くかも知らせず、市長代行も決めずに安芸高田を離れていたんです。
このことをその後の議会で、山根市議から追及されると『プライベートの詮索はキモい』と批判で返すだけ。しかし、約1年後の記者会見では、プライベートというのがどこかにいったのか、『トライアスロンを愛好する人が多い富裕層が、安芸高田市に目を向けるために、意図的に参加した』と言い出したんです。
また、2024年3月の議会で、山根市議が質問している際、石丸氏が地方交付税の『普通交付税』と『特別交付税』を取り違えた状態で突如、山根市議を糾弾する発言をしたんです。
これについて、山根市議はその場で石丸氏の支離滅裂さを指摘しましたが、多くの石丸氏を賞賛する“切り抜き動画”では、その部分がカットされていました」
東京都知事選挙で2位になった石丸氏。しかし、その直後のインタビュー対応によって、猛批判を浴び、一夜にして評価が逆転した様相だ。そのことについても感想を尋ねた。
「それは私たちもそうですからね。(石丸氏を選んだことは)誤ったかもしれないです。たしかに選んだけれども、中身がこういう方だとは思いませんでしたから。いまでも『まさか』という思いでいます」
7月12日深夜には、フジテレビ系の『オールナイトフジコ』に出演し、女子大生と共演を見せるなど、イメージ戦略を変更している石丸氏。
だが、多くの東京都民はいま、安芸高田市民と同じ気持ちでいるだろう――。
( SmartFLASH )
記事の転載はここまで。
都知事選挙後、メディアへの露出が増え「一般人」となっても、その発言は物議をかもしている。
曰く、
「女、子供・・・」
曰く、
「敵意には敵意で、・・・」
曰く、
「一夫多妻制・・・」
曰く、
「論理の飛躍・・・」
一つ一つの論評は他に譲るとして、私の感想は、絶望的に「時代錯誤」が甚だしいというもの。
憲法の「平等の原則」すら認識できていない。
今回とりあげた記事を読んで、私がイメージした石丸氏の人物像を列記してみた。
・表面上は口達者だが、相手を言い負かすことに精力を注ぐため、うまくコミュニケーションが取れない。議論の手法の多くは、論点ずらし、問題のすり替え、文脈無視の「切り取り」などの詭弁を弄するものか、根拠のない誹謗中傷の類い。
・利己的・自己中心的で、自分の振る舞いによって他人がどのように感じようが一切気にならない。他人に対する共感力が欠如。そのため、敵と判断した者には徹底的に攻撃する。
・自信過剰、自分を優秀であると思っていたり、他人を見下したりする傾向が強い。
そのため、議論に負けることの不安を隠すため、冒頭から「マウントを採りに行く」、或いは必要以上の強い言葉で「相手を罵倒する」傾向をもつ。
・自分の非を認めず、他人に責任を転嫁する。何か問題が発生したとしても、それは他人のせいであるとして、決して自分の行動を反省することはない。
・結果至上主義。成果を手に入れるためであれば、他人を踏み台にすることも、他人を騙すことも躊躇しない。
・平然と嘘をつき、人を騙しても何ら良心の呵責を感じることがない。
・他人が悲しんでいたり、反対に嬉しがったりしても、共感ができない。
・結果を出す、自分の目的を達成するためならば、平気で他人を操ろうとする。
・良心の欠如、そのため自分の行動によって他人に迷惑をかけようとも一切気にしない。
これらを書き出していて、途中からあることに気が付いた。
結論は、最後までパスしてきたが、これらは、反社会性パーソナリティ障害の人の症状に近い。
似たような人は、日本に150万人ほどいることになるらしいですね。
困りましたね。
以下コメント略