福島第一原発で汚染水5.5トン漏れる!220億ベクレルと推定 漏えい区域を立ち入り禁止に!東電「海には流出なし」2024年2月7日
東京電力は2月7日に福島第一原発の汚染水浄化装置から大量の汚染水が漏れたと発表しました。東電の発表や朝日新聞の記事によると、汚染水が漏れ出たのは汚染水の浄化装置で発生する水素を逃がすための建屋外壁の穴で、2月7日午前9時前ごろに作業員が発見したとのことです。本来は閉じるべき弁が開いていたことが原因だとされ、配管に残っていた5.5トンの汚染水が漏れ出たとしています。
推計で220億ベクレル相当の放射性物質が含まれており、東電は汚染水が漏れた区域を一時的に立ち入り禁止にすると発表。現時点では外部への漏えいや影響は出ていないとして、海への流出も確認されていないと東電は伝えています。
放射性セシウムやストロンチウムが除去される前の高濃度汚染水が漏れたと思われ、近い内に海洋放出を予定していただけに、この漏えい騒動は東電に対する批判を強めることになりそうです。
福島第一原発内で汚染水5.5トン漏れる 東電「海への流出なし」
https://www.asahi.com/articles/ASS27644CS27ULBH014.html?ref=tw_asahi
東京電力は7日、福島第一原発の汚染水の浄化装置から汚染水が漏れたと発表した。いずれも推計で漏れた量は5・5トン、ガンマ線を出す放射性物質の総量が220億ベクレルという。
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