孟宗竹セミナー
演題:「孟宗竹に秘められた凄い力について」
講師:日 下 英 元 先生(㈱MBC代表取締役社長、
作家、経営コンサルタント)
日時:2011年5月16日(月)
13時30分~16時30分
場所:メルパルク京都 6階 会議室3
日下英元(ペンネーム、山木育)先生は、
東京大学在学中、デフレ経済を乗り切った江戸時代の
「三大改革」に注目、ところが文献を読もうとしたら、
読めない。
『本草学』を読んでいると、その中に
「竹は癇癪(かんしゃく)と癰脹(ようちょう)に効く」
(現代語に約すと癇癪はストレス、癰脹は癌という意味に解釈)
というくだりから、意外性を感じて竹にのめりこんで約40年。
孟宗竹の成長力はすごく、1日に1m以上伸びるが、
ある時突然成長が止まって、同時に横にも太くならなくなります。
竹の驚異的な成長力が突然止まる
(成長抑制ホルモン、アブシジン酸の働き)というところに注目。
成長というのは酸化作用であり、行きつくところは老化。
それに対して成長の抑制は、還元作用です。
竹エキスを料理に使うと味がよくなる。
また、開発したエキスを飲んでいると眼鏡が要らなくなった
(還元作用=若返り)そうです。
細胞分裂を促すサイトカイニン、細胞を修復するジベレリン
(細胞のひずみがなく、竹はまっすぐに成長する)など、
他の植物にない成分が含まれています。