ダイオキシン
ダイオキシンの多くは、水に溶けにくく、
化学的にはきわめて安定していますが、
合成界面活性剤(合成洗剤など)と一緒だと
水になじんでしまいます。
ごみの焼却や金属の精錬でポリ塩化ビニル
(プラスチックなど)など、塩素系のものから
生成されます。
そして、煙や灰に混じって大気中に排出され、
土壌や水、そして魚などを汚染します。
また、たばこの煙、農薬、自動車の排気ガス
からも排出されています。
現在も、ダイオキシン問題は終わることなく
続いています。
それらは、脂肪組織に蓄積されます。
食べ物、大気、土壌などにより、
口や皮膚等から体に入ります。
脂肪組織にはダイオキシンだけでなく、
有害化学物質(PCBなど)も蓄積されます。
塩素系化合物
シロアリ駆除剤(クロロピリホス)
殺虫剤(ペルメトリン)
衣類用防虫剤・トイレ用防臭剤(パラジクロロベンゼン)
冷媒・溶剤(HCFCフロン)
副生成物(ダイオキシン類、トリハロメタン)
溶剤(テトラクロロエチレン)
ドライクリーニング(トリクロロエタン)
殺菌漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)
プラスチック(塩化ビニル、塩化ビニリデン)
自動車、家具(ウレタンゴム)
などが身近にある有機塩素化合物です。
燃やすとダイオキシンが発生します。
トレーに入れてある商品にはラップ
がかけてあります。
銅線(そのままだと熱いので、絶縁
すること)を熱し、熱した銅線に資料
(ラップなど)をつけて熱します。
塩素だと、緑色の炎・・・・
このラップは、塩化ビニリデンです。
勿論、ダイオキシンが発生しているので
換気を行います。
バイルシュタイン反応
http://www.iri-tokyo.jp/joho/kohoshi/archives/complaint/shiken/bairuenso.html