「情報弱者は全世界に住所がバレる」
今日は3月にしては全国的に冷え込んだ1日となりましたね。
最近Twitterである少年が住所まで特定されたある事件がありましたね。
ある少年が野球場で選手が打ったボールをキャッチしました。
ホームラン確定であったボールをラインを超えて少年がキャッチしたみたいで
Twitterで批判が殺到しています。
それに反抗した少年はTwitterの人たちの怒りを買い、
住所を特定されたらしいです。
この試合は日本が勝ったので、結果オーライで少年が取ったホームランボールが
特に勝敗には関係しなかったみたいですが、
この試合でもしも日本が負けていたら住所特定から嫌がらせまでに
発展したかもしれません。
少年も悪気があってとったわけではないのかもしれませんが、
インターネットの怖さを再確認できましたね。
TwitterなどのSNSは災害時に役に立ったり、
芸能人などのプライベートを見ることができたり、
企業が宣伝活動のために利用したりなくてはならないものですが、
住所特定などの恐ろしいことに使われてしまうことにもなります。
SNSに限らず、インターネットで個人情報を出してしまうということは
「回収不能」な情報を提供することと同じです。
今回の事件のように住所が特定されるケースも以前からあったような気がします。
どうやって住所を見つけ出しているのかはわかりませんが、
インターネットにはそれだけの力があるということなのでしょう。
これはどんなものにも言えることですが、ものは使い方によっては
様々な用途に使えます。
単純にお金だって、使い方によっては生き延びるためにも使え、
娯楽にも使え、人を助けるため、喜ばせるため、悲しませるため、
消費のため、浪費のため、投資のため、なんだって使えます。
インターネット、SNSも使い方によっては今回の件のように
ひとりの人間を追い詰めるような凶器にもなります。
その少年の住所情報はもう回収不可能です。
インターネットはまさに自由です。自由であるが故に規制が難しく、
犯罪や詐欺を行う人もいるわけです。
だからといってインターネットをこの世からなくすことはできません。
99%なくならないと思います。なくなったとしたら世界はパニックになります。
もう僕ら人間はインターネットから切っても切れない環境にあります。
一日中一度もインターネットに関わる何かに関わらない日はないと思います。
ということはインターネットとうまく付き合っていく必要があります。
インターネットには嘘の情報や騙すための情報がたくさんあります。
その情報が本当に信頼できる情報か、判断するためには
判断できる知識が必要です。
情報弱者は常に騙そうとする人たちのカモになっていきます。
何かを判断するときに、そのものについての知識がない場合は、
一人の意見、ひとつの情報源だけで判断するのは大変危険です。
特にお金が絡むことについては。
しかし、この少年の件は全国に自分の住所が晒されている
取り返しのつかないことになってしまっています。
僕もひとつの情報、ひとりの情報のみで判断し、
もう少し調べれば良かったと損したこともあります。
何かを判断するときにそれについての知識が多いに越したことはありません。
最初の話に戻すと、住所特定された少年は、Twitterにてさらし者にされる、
住所特定をされるような事例を知っていれば、
批判に対し、素直に謝っておけばここまでされなかったかもしれません。
あれだけのリツイートで違反に対し反発すれば、
何万人もの人に反発している様子が伝わります。
こどもが知らなければ親が知っておかないといけません。
もしあなたに同じ年代のお子さんがいて、同じようなことになってしまわないように
インターネットについて知っておかなければ、取り返しのつかないことになりかねません。
自分が知っておくことで誰かを守ることが出来るかもしれません。
ではでは。。。
---------------------------------------------------------------