前回に引き続きまして後半、どんどん行かせていただきます。



「カレンダーの図柄に相応しいクッキーとは?」という問題がもしあったら、これが正解じゃないかなと思いました。
全体のトーンがきれいにまとめられていて、変に主張し過ぎないからどんな場面にもすんなり馴染む。それでいて、ちゃんと目を惹くオシャレさ。
TPOと言いますか、やはり販売を手掛けられている方は、「どんな物を求められているか」を適切に判断する能力に長けていらっしゃるんでしょうね。
作りたいものをただ作りゃいいってもんじゃないんやな。勉強になります。ありがとうございます。

8月。ウランさん


かき氷がくるかな?との安易な予想は見事覆され、代わりにカラフルなアイスがそこここに。紫が使われてなかったところも意外でした。夏らしさを優先された結果なんでしょう。
大輪のひまわりがほんとに楽しくて(種のところのパイピングが細かい!)、でもしっかりMJもいて、来年の8月はこれを見る度笑顔になれそうです。茎がプリッツトッポなのもクスッとなるポイント。
ウランさんには、こんな私の背中をいつもさり気なく押していただき、そのおかげでアイシングもブログも今日まで続けられていると言っても過言ではありません。私の精神的支柱。心から感謝を。



あっ!って思いました。想像もつかなかった。9月、難しくないですか?お月見くらいしか思い付かない。
こんな題材があったなんて。お見事です。素晴らしいです。ニュアンスカラーもほんとにきれいで、色と言えばつい原色ばかりの自分を猛省。
そして、こんな宝石みたいなクッキーにしっくり溶け込んだまさかのOtakuClub。色使いとフォントチョイスの妙ですね。参りました。拍手。



パッと見て、なんの違和感もないmanaさんのクッキー。実は他と決定的に違います。人工はもちろん天然でも、いわゆる着色料というものが使われていません。
何度も実験して、必要なものは惜しまず取り寄せ、お金も時間もこれでもかと費やされた研究の賜物ですね。扱いの難しい自然由来のパウダーを自由自在に操られるのは、「何故」「どうしたら」をとことん突き詰められたからこそ。
少しでも身体に負担の少ないクッキーを。このお考えに賛同される方は、科学的根拠に基づいたmanaさんの講義/理論を是非是非聴きに行かれてはいかがでしょうか。新しい世界が開けること間違いなしですよ。



ご覧の通りの神業です。これを全部アイシングでやってしまう。ひたすら尊敬するのみ。こんなん鉛筆でも無理や。
驚くほどスピードも早くて、何度か見させていただきましたが、目の前でどんどん仕上がっていく様はまるで魔法のようでした。
私、これをどうにか嵐の皆さんに見てもらいたくてね。こんなにすごいファンがいるんだと知ってもらいたい。「作ってみよう」のコーナーで智と並んでアイシングして欲しい。
いや、いつか実現しますよ!何なら番組に要望送っちゃうよ!しやがれのスタッフさん見てますかー!?言霊言霊。

12月。諒大さん


以前から、この方のクッキーが好きなんです。独特の優しいタッチで、ほっこりと気持ちが和む。私に欠けているものが全部詰まってる。
もらったら嬉しいだろうなーと心から思えるような可愛さですよね。こうあるべきやわ、アイシングクッキーって。
絵がお上手で、よく「アイシングするのに絵心はいらない」なんて言いますけど、やっぱりそれがないと描けない世界ってあるんだなあ。
自らを省みるきっかけを、諒大さんのクッキーにもいただきました。小道具なんて必要ないねん。そんなのに頼らないクッキーを作れるようにならなくちゃねえ。


ということで、何だか偉そうでほんますみません。
ご協力くださった皆様のおかげで、こんなに贅沢なカレンダーになりました。素敵な方々から素晴らしい影響を浴びるほど受け、恵まれ過ぎた自分を再確認。ご多忙中にも関わらず、私のわがままにお付き合いいただきありがとうございました。改めて御礼申し上げます。
アイシングクッキーやっぱり楽しいです。思い通りにいかなくて時々挫けそうにもなるけれど、そんな時はこのカレンダーを見つめ直してもうちょっと頑張ろうと思います。
また何か、「こんなんやりたい」と突然言い出すことがあるかも知れませんが、懲りずにお力添えいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。って、金輪際御免蒙るって言われたらどうしよ…ドキドキ…

ここまでお読みくださった皆様にも感謝いたします。ありがとうございました。良かったら次は参加する側に。なってみませんか?え?お断り??