YUKO先生がお誘いくださったのをまんまと真に受けまして。
図々しくも早速お邪魔させていただきました。噂のRussian piping nozzleお試し会。



こういうやつですね。(画像はどこかからお借りしました)


基本は恐らくバタークリームでやるもんなんだろうと。
でも、それじゃあ面白くない。なんとか生クリームでやりたい。
生クリームは難しいとNUT2decoさんも書かれてたけど、それでもやりたい。
ならどうするか。

①生クリームにジャムを加える(ペクチンの働きに期待)
②ダレないようにゼラチンを加える
③固さを出すために何か一つ素材を足す

これで一体どうなるだろうと、いざ実験。

①については、YUKO先生が週末にお試しくださいまして。生クリーム+いちごジャム。
まずは失敗写真から。失敗理由については後述。(先生画像お借りします)



クリームがふわふわだと独立すべき花びら部分が全部くっついちゃうらしい。これでは何だかわからない。
で、上手くいくとこうなる。(こちらも画像お借りします)



生クリームっぽいふわふわ感もありつつ、ちゃんとそれぞれ独立してる。まずまずいい感じ。

その②。
一般的にはゼラチンだけど、それだと生クリームだけよりはダレにくいとは言え要冷蔵。
でも、シロップうつスポンジと違ってカップケーキはあまり冷やすと生地がパサパサする。
だったら40℃以下で固まる寒天。クリームの食感損なわないよう低強度の。その名も、ル・カンテンウルトラ。
(すごい名前だけどこの寒天素晴らしいんですよ。脱線しちゃうので省きますが)



いけたー!絞る量によって雰囲気が結構違うね。でも可愛い。
と、ここまでは良かったのにこの後ダメになっていく。それについても後述。

③。
定番はチョコ入れてガナッシュ。またはカスタード。でもちょっと和風でいきたい(個人的嗜好)。そこで、季節感もあるしと桜あんで。
生クリームと桜あん2:1でどうかと思ったけど、それだとふわふわ感が強くて無理っぽい。
結局、桜あんをちょうど絞れそうなくらいに生クリームで緩めるという、クリームよりあんこ感満載なものになったけどこれが良かった。



完璧!素晴らしい!
ということでたくさん花が咲きましたよ。(嬉しくなっていっぱい写真撮ったった)







まとめ。
・あんこ優秀。
・寒天入りクリームは、2%だと時間が経ったらダレてくるのでもう少し増やすべき。
・ジャムも温度管理しながらならいける。

そして、普通にバタークリームでもやってみるつもりで前夜に用意してたんですが、冷蔵庫スペースなくてチルド室に入れてしまい
固くなり過ぎてたのを早くほぐそうと泡立て器でガーってやったら見事分離。大失態。ほんますみませんでした。


最後に一つ残った課題。
実は①ジャム入りも②寒天入りも、着色料入れると何故か一気に緩くなってしまい。冒頭の失敗の原因もこれ。
ジェルもダメ。粉もダメ。もちろんほんのちょっとなのにどうしてだろう。
あとから色付けるんじゃなくて、ジャムに入れて一旦加熱しとくとか、加熱前から寒天液に入れとくとかすればいいのかなあ。
あんこ入りも、桜あんがもともとピンクだから良かったけど、あとから色付けようとしてたら状態悪くなってたんだろうか。
せっかく可愛く絞れても白1色だとさみしいので、もうちょっと考えてみようと思います。

ほかにも、こういうのとかこういうのとかも気になってます。いろいろあるね。その内手に入れやすくなるかしら。


以上、YUKO先生どうもありがとうございました。ランチご馳走様でした。楽しい勉強会でした。
次は2種のカップケーキレシピと材料持参で!またよろしくお願いします。