前回まではトレーニングの原理についてお話ししました。

今回からはトレーニングの原則について話していきます。

今回は"全面性の原則"です。

全面性の原則とは

全身をバランスよく鍛えることが大切という原則です。

有酸素運動、筋トレ、柔軟性などの体力要素もバランスよく鍛えることもいいます。

鍛える部分が偏ったり、

偏った動きのスポーツなどで全身のバランスが崩れて怪我や痛みの原因になりやすくなるので注意が必要です。

全面性の原則を意識するには

筋トレでは、両手で行う種目で行うことで偏りなく鍛えることができます。

ですが、筋トレ初心者の人や既に偏っている人は、バランス良く鍛えることができません。

なので、片手で行う種目を入れることも有効な手段です。

例えば、腕を鍛えるとすれば、

バーベルカールで両手で行うのもいいですが、

ダンベルカールで片手ずつ行うことで苦手な方の腕もしっかりと鍛えることができます。

※右と左で回数が変わらないように注意

弱い方が強い方に合わせるのは難しいので、

強い方を弱い方に合わせた方がいいです！

例えば　

右の限界は10回、左の限界は8回だとしたら、

左の8回にあわせます。

スポーツで考えてみると、特に球技などで左右差が出やすくなります。

野球を例に挙げると投げる動作、打つ動作で左右差が出ます。

なので、右でバットを振ったら左でバットを振ると言う練習が必要になります。

メジャーリーガーのダルビッシュ有選手も右投げですが、バランスを整えるために左でも投げる練習をしています。

片方だけのトレーニングならないように注意しましょう！

全面性の原則を意識して

パフォーマンスアップ！？

全面性の原則で全身を鍛えることでパフォーマンスアップが狙えます。

使う筋肉だけ鍛えていれば、パフォーマンスアップしそうですが、筋肉は単体では動きませんし、動作では一つの部分だけ動かすだけでは大きな力を発揮できません。

投げる動作でも腕の振りだけでなく、上身体の捻り、下半身の捻り、下半身の踏ん張りなど、

いろいろな動作を行なっています。

そうすることでうまく力を伝えることができます。

筋肉を限定して鍛えるよりも全身を鍛えることで結果として、パフォーマンスアップにつながります。

筋トレをする上でも、
スポーツをする上でも、
全面性の原則は大事な物です。

筋トレをしている人であれば、
左右のバランスは気にする人はいると思いますが、
上半身と下半身のバランスを考えていない人が多くいるように思います。

脚を太くしたくない人もいると思うので、太くしろとは言いませんが、
ある程度やっておく必要があります。

脚が太くなると言ってもたかが知れているので、私的には逃げているようにしか思えません。

もし、逃げているのら少しでもいいので脚のトレーニングも入れましょう！

最後までみていただきありがとうございました！

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トレーニングの原則①"全面性の原則"