トレーニングの原則3つ目として意識性の原則についてお話ししていきます。
意識性の原則
トレーニングをするときに意識の仕方によって効果が変わるという原則です。
運動の内容、目的、意義をよく理解し、
ポイントを考えながら行うことで効率的に
練習を行えます。
トレーニングでは、どこの部位を鍛えているのか意識しながら行うことでトレーニング効果がアップし、筋肉がつきやすくなります。
意識性の原則を利用して
意識性の原則を利用してトレーニングすることはとても大事です。
特にトレーニングを始めたての人はあまり意識できていません。
例えば、ベンチプレスを行うとします。
その際に初めて行う人は大胸筋の意識ではなく
ベンチプレスという動きの方を意識してしまいます。
その結果、どこに効いているかわからなくなってしまいます。
意識できている人はベンチプレスは大胸筋の種目ということを理解しているので、
大胸筋を使うことを意識してベンチプレスを行います。
その結果、大胸筋に刺激を与えることができます。
意識にもレベルがある?
私的には意識にもレベルがあると思っています。
レベル1 ○○の筋肉を使うという意識
レベル2 この動きをするから○○という筋肉は 使われるという意識
レベル3 ○○の筋肉を使った結果、
こう動くという意識
簡単に言うとこんな感じでしょうか。
レベル2とレベル3は似ていますが、
全然違います。
動作が目的になっているのか、結果になっているかの違いです。
簡単にいうと
レベル2は動作をすること結果で筋肉が使われるという意識で、
レベル3は筋肉が動いた結果で、動作が行われるという意識です。
レベル3の意識で行うと重さは扱いにくくなると思うので、無理な重量で行わないようにしましょう!
使ってるのがわからない人は?
使ってるのがわからない人は、
今まで使ってこなかったため、神経伝達が弱かったり、身体のアライメントが歪んでしまってうまく動かせていない場合が多いです。
神経伝達が弱い人は
数をこなしていくか、誰かに意識しにくい筋肉を触ってもらいながら動作を行うと意識しやすくなると思います。
身体のアライメントが歪んでしまっている人は
身体を整えることから始めましょう!
自己流で治すのは正直難しいです。
姿勢改善の専門分野の人に治してもらうのが
1番効率がいいです。
意識性の原則は、
重さをあげたい人などは忘れがちになりやすいです。
この原則は意識できているかは
本人にしかわかりません。
他の人がどれだけ言っても本人が
意識しなくては意味がありません。
ですが、他の人が
「○○意識して」や
意識したい筋肉に触れることで
意識しやすくなります。
意識が苦手な人は誰かについてもらうのも1つの手ですね!