おはようございます。
最近は気温の高い日が続いていますね。
熱中症にならないようにこまめな水分補給、休憩を忘れないでください。


さて今日は信用についてなんとなくやっていたけどちゃんと考えたことがなかったので考えてみました。


いまわたしは二人の若い大工を育てています。
ふたりにはいつも信用は大事だからね。
いまからちゃんと信用をつくっておくんだよ。
そう言っています。


きっと二人は考え、信用を得るために行動していると思います。
文句を言わず残業をしたり、困っていたら手伝ってあげたり、そんな姿からわたしはそう感じています。


ただもったいないな。


そう思います。


やっていることと自分が得ている信用のバランスが悪い気がします。
いま二人がやっていることは相手になにかを与え、
なにも与えられていない状態な気がします。


それを続けているとおれはこれだけやってるのに。
なんでおれだけ大変な思いをしなきゃいけないんだ。
そう考えるようになります。
(わたしも過去にそう思った経験があります。)


こうならないために大事なことは信用をデザインするということだと思います。


信用をデザインするとは、相手に与え、相手に与えられる。そういうふうになるように行動することです。


1与え、2、3与えられるようにデザインすることで満足度が上がりもっと与えたいと思うようになります。
そうすると自然と信用され、自由に仕事ができたり、提案や意見なども聞いてくれる。
自分にとって仕事のしやすい環境が作れます。


ここで大事になってくることは自分だけが良ければいいとか相手だけ良ければいいと考えずどちらにとっても良いとなるように考えることです。


例えば、
 
ただ残業をするにしても、工期があるときはだれも  その残業を評価してくれません。
しかし工期がなく、元請会社が困っているときにする残業は評価されます。
工期内に終わらせることができれば元請会社もお客様に評価されます。もちろん残業したことに加え、工期ないに終わらせたということでわたしは2倍評価されます。
お客様は工期内に終わることで満足します。


ここで良いことの割合が
自分2:元請会社1:お客様1のようになります。
(もっと細かくいうと割合は変わってくるのですが簡単に考えた場合です。)


このようにみんなにとって良いようにデザインすることで信用度も格段に上がると思います。


これは自然に身につけ、当たり前にやっていたことだったので、二人にはちゃんと話したことがありませんでした。
次に話す機会があれば話したいと思います。


二人はいま頑張っています。
その頑張りが報われるように自分にできることを考え、伝えて行きたいと思います。
がんばれ二人とも!!