恋愛考察

世の中の恋愛は

 

なぜか所有の傾向が強い

 

「私はあなたのもの」

 

「あなたは私のもの」

 

こういう所有のような恋愛観には

 

実は不安が隠れている

 

所有することにより

 

欲と不安を満たしている

 

このような恋愛は

 

テレビや映画で見た

理想の彼氏、彼女像を誰かに求め

 

それを誰かに当てはめて

 

その理想に忠実な人を

良しとし付き合う

 

そして関係を深めていきながら

 

その理想像となるよう

相手をコントロールし

 

相手を自分の理想の世界に

当てはめて喜ぶ

 

多くの人はテレビや映画で見た

理想のとおりに

動く相手を求めている

 

テレビの世界を良しとしている人が多い・・

 

良い人が現れると

その気に入った相手に

「彼氏」という名前を付け

所有

 

その気に入った相手に

「彼女」という名前を付け

所有

 

「これであなたは私のもの」

 

これが、他の人と恋愛させず

相手の自由を奪う謎の恋愛システム

になっている

 

所有とコントロールの世界

 

この恋愛システムでは

彼氏・彼女という枠を作って

そこに人を位置付けている

そこに位置付けないと

不安になるようにさせている

 

そして

この枠にいれることで安心して恋愛を始める

そうすると彼氏・彼女という枠のなかで

生活が始まり

相手が自分の彼氏・彼女というものになり

相手が自分のものだと勘違いし

理想の恋愛像を作れるように

相手をコントロールするようになる

 

そして世間はこの恋愛システムを

美化し勧めてくる

また、理想の彼氏・彼女の在り方を作り

他人の恋愛にまで口を出すようになっている

 

 

理想の恋愛モデルの作成

恋愛モデルの推奨

 

複雑に作り込まれていますね

 

こういう恋愛が好きならば

いいでしょうが

 

実は作られたものを見て

恋愛しているんですよ?

 

この世間の恋愛観に当てはめて

恋愛していったい誰が

得するんでしょうか?

 

本来の恋愛とは

理想の恋愛を追い求めて出来上がるものではなく

自然に出来上がるもので

好きな人同士が自然と一緒にいる

一緒にいたいという想いで一緒にいる

 

それだけのことなんです

 

つまりは

恋愛をたくさんして遊びたい人は

同じ想いの人と一緒にいる

 

子供を作り一緒に子供を育てるということを

したい人は同じ想いの人と一緒にいる

 

子育てしながらも恋愛をしたい人は

そういう人と一緒にいればいい

 

彼氏・彼女というところを見て

恋愛を始めるのではなくて

本来はしっかりコミュニケーションを取り

相手を理解し

自然と自分と合う相手と一緒にいるようになる

本当にそれだけの話しなんです

 

だから、相手が他人と恋愛することを

止めたりすることは起こらないし

本来、必要ない

相手を無理に変える必要もない

 

本質はしっかりコミュニケーションを取り

価値観が合う人と一緒にいれば良い

そこから自然と恋愛になる

 

社会が作っている恋愛の形が

ベストとも限らない

テレビやドラマのような恋愛が

良いものとは限らない

 

シンプルに考えて

価値観が合うなという人といるだけで

いいと思いませんか?

 

自分達の価値観の一致を重視することをすれば

そんなに恋愛で問題は起きないはずです

 

こんな単純なことが出来ないような

社会になっている

ということを今日はお伝えしておきます

 

もし疑問を感じたら

その幻想から抜けましょう

 

世界が変わりますよ歩く