温泉だより『貝取澗温泉』
第1,952回は北海道久遠郡の『貝取澗温泉』『国民宿舎あわび荘』を紹介致します。
『貝取澗温泉』は北海道の道南。
函館から北へ約2時間半の距離で、奥尻島を望む日本海に注ぐ貝取澗川沿いに湧く温泉です。
『国民宿舎あわび荘』はせたな町に建つ巨大な温泉宿泊施設です。
パークゴルフ場やテニスコート、キャンプ場などに隣接した総合施設です。
客室は全32室すべて和室で、用途や人数に対応すべく、いろいろな広さの部屋が用意してあります。
サービス満点の老舗旅館や観光ホテルのような豪華さはありませんが、気取らない優しさが嬉しい部屋です。
温泉は大浴場が素晴らしく、以前は混浴風呂でしたが、現在は仕切りで男女別となり、広くて長い湯船からは貝取澗川の清流が眺められます。
サウナもあり、大浴場は終日入浴できます。
また、貝取澗川を見下ろす高台に男女別に露天風呂があり、道南の四季折々の風景を楽しみながら風情たっぷりに入浴できます。
食事はあわび養殖場を持ち、新鮮なあわび料理を提供してあります。
小鉢から始まりあわびの刺身、季節の鍋物、茶碗蒸し、魚介類の焼き物、季節の天ぷら、季節の煮物、香の物、止め椀までが一式で、別注料理にあわびの踊り焼きやあわびの釜飯、蒸しあわびなどもあります。
一泊二食、10,800円~
泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、神経痛、リウマチ、皮膚病、関節痛、うちみ、くじき、切り傷、創傷、婦人病、五十肩、運動障害、冷え症、疲労回復、美肌効果、胃腸病などに効能があります。
北海道の地酒『千歳鶴』『高砂』『北海男山』で活きあわびの料理を肴に、道南観光の途中の宿で。
奥尻島
津波の爪痕
まだ残り
風情ある町
いまは何処へ
失礼しました。