対顧客外為相場
TTS⇒海外向け仕向送金、トラベラーズチェック販売時
TTB⇒海外からの被仕向送金
TTS等の相場を小売価格と考えれば、当然、卸売価格が存在する。この外貨という商品を卸売市場であるインターバンク市場で売買をすることになる。
インターバンク市場で取引される直物相場は通常、外国為替売買の対価の受け渡し日は2営業日後であり、一方、対顧客取引どは適用相場による取引の対価の受け渡し日は当日中になる。
したがって、当日受け渡しを行う対顧客適用相場である小売価格の決定にあたっては、対価の受け渡しの関係上、インターバンク市場からの卸売価格に2営業日分のアメリカと日本の金利差を示すスワップコストを加味して決定することになる。
先物為替予約⇒取引成約日から資金の受け渡し日が通常、3営業日以降にる取引で、あらかじめ約定した一定の価格で外貨を売買することを約束する相対取引のこと。⇒与信取引とみなす。
通貨オプション取引⇒ある特定の外貨を契約で定めた特定の期間、または期間内に、あらかじめ、約定した価格で、買うことができる権利(コールオプション)または売ることができる権利(プットオプション)を売買する取引。どちらの取引でも手数料(オプション料と呼ぶ保険料的性格のもの)を支払うことになる。⇒将来、一定の約定価格で外貨を売ったり、買ったりする権利を確保するのと引き換えにオプション料の支払が必要となる。
例⇒輸出企業 外貨を売る権利を購入
円高になれば、この権利を行使して有利な約定価格で外貨を売る。逆に円安になれば、この権利を放棄して、外貨建債権をもつことになった時点での市場実勢相場を適用して外貨を売ることができる。⇒与信取引とみなす。
☆与信に対するリスク掛け目。⇒契約が履行されない場合、金融機関が抱える実際の損失は、取引先との間で約定した相場とその反対取引を行った時点のインターバンク市場での実勢相場との差になるので、相場が常に変動している限り、必ずしも全損になるとは限らない。
⇒各金融機関では、先物為替予約の与信枠設定にあたっては、融資や保証取引のように、先物為替予約締結金額100%を与信対象金額とするのではなく、与信リスク掛け目という概念を設けている。100%のところもあるが、通常20-30%が多い。
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