単語が覚えられないことで、目標のスコアに届かなかったり、もしくは合格まで辿り着けず、そして、なかなか言いたいことが言えない。
もっと英単語が覚えられたら、もっともっと英語が出来るのに
そんな悩みを解決することが出来る方法があれば知りたくはないですか?
実はそれは簡単です。
なぜなら、『継続』すればいいからです。
しかし、『どのように継続すれば良いのか知っている人』は本当に僅かです。
毎日、毎日勉強している人の中で単語帳を前から30個区切りで覚えている人がいます
30個ずつ、ノートに書き出しながら丁寧に繰り返し書いている人です。
1週間で210個の単語に触れるわけですが、7日目の日に記憶に残っている単語はいくつあるのでしょうか?
皆さんはエビングハウスの忘却曲線という言葉をご存知ですか?
人の脳は1度勉強したことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるとされています。もちろんこれには個人差がありますが、概ねこのように、「時間が経つほど記憶は減る」というのは事実です。
忘れるまでの時間と記憶の関係を表した図を「エビングハウスの忘却曲線」と言い、「忘却曲線」はドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスという人が提唱していたものです。
(Wikipediaより引用)
つまり、30個ずつ覚えようとしている人は忘れてしまうように覚えているだけなのです
覚える能力がないとか英語のセンスがないとかそういうことは一切、関係がないのです。
では、どのように覚えれば効率がいいのか?
①300個の単語を用意してください。
②10分以内に300個の単語の意味が分かるか分からないか仕分け作業をします。(この段階で意味を考えたり、じっくり時間をかけたり、覚えたりすることは不要です)
③分からないまたは曖昧にしている単語が仮に180個あることが判明したら、180個の英単語のみ、英単語を見て、日本語を見る、英単語を見て、日本語を言うという作業を繰り返します。
sheet music→楽譜、wheel→車輪、pavement→歩道、、、
その際、声に出して、楽譜をイメージしながらsheet musicと言ってみると更に良いです。
もし、それなら簡単そうだなぁ。と思う方は歩道(pavement)で、車輪(wheel)の上に楽譜(sheet music)が目の前にあるイメージを思い浮かべてください。
ここまでの作業で覚える作業は一切しません。
英語と日本語を見る、声に出してみる、映像をイメージしてみる。それだけです。
そして、考えたりせず、次の単語に進みます。
approach→近づく、shelf→棚、kneel→ひざまづく
イメージの中で、ある男性が棚(shelf)に近づいて(approach)そしてひざまづく(kneel)姿を想像してもokayですし、あなたが実際に身体を使って、shelfにapproachして、kneelしてもいいでしょう。
絶対に単語の暗記をしようとしないでください。
しかも一回、見ただけで完璧に覚えようと思わないでください。
何度も何度も今の映像を思い浮かべるわけです。
pavementにwheelがあって、その上にsheet musicがある。
shelfにapproachして、kneelする。
絶対に無理して、覚えようとしないでください。
ホントに嫌になりますから。笑
そして意味の分からない、笑ってしまうようなシチュエーションであれば、あるほど脳は勝手に働いてくれます。
こんな感じで英単語を見て、日本語を見る作業を繰り返します。
④180個の単語を考えたり、悩むことなく繰り返し、繰り返し触れる(1日に4~6周する)
1つの英単語を見て、日本語を見ることに30秒かかることはないと思います。
見るだけでいいならば、5秒あれば十分です。
180個見るのであれば、180×5=900(秒)。つまり15分で1周出来ます。
行きや帰りの通勤時間やお昼休み、夕食後、入浴後、就寝前等の15分間(1セット)を掻き集め、エビングハウスの忘却曲線を意識しながら、合計60~90分を単語学習に当てて行きましょう。
①~④を3日間は続けます。途中、単語が少しずつ覚えられるように感じるかもしれませんが、覚えたからと言って勝手にやらなくていいと思ってはいけません。
3日間はこの180個に集中して、触れて、触れて、触れまくりましょう。
次回、その後どうするのか?について、お話していきます。
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