本日のニューヨーク動画は
フェリーの甲板から見たマンハッタン。
自由の女神越しに望むツインタワー(=WTC)は
ともかく懐かしい。
1980年代末から1990年代初頭は、
ニューヨークに限らず
世界的に激動の時代だったけれど、
少なくとも今よりはまともな世の中だった気がする。
冷戦構造が終わり、
少なからず国際社会に希望の光がさしていた。
もちろん差別や社会の分断はあったけれど、
ドナルド・トランプ的な欺瞞に満ちた現在よりは
よほどマシだったように思える。
ニューヨークで生活を始めたころに
ツインタワーの屋上から見たマンハッタンの風景は、
今でも脳裏に焼き付いている。
超近代的な現在の上海やドバイなどとは違い、
マンハッタンのビル群には歴史があり、
他の大都市にはない
威厳のようなものを感じたものだ。
それが今はどうだろう…。
(Empire State Building/ photo: kazuhiko iimura)
(Downtown, NY/ photo: kazuhiko iimura)
(UKRAINIAN CONGRESS COMMITTEE OF AMERICA/ photo: kazuhiko iimura)
大切なものごとは大体においてわかりずらい。
でも注意深く観察していれば
自ずと気付けるもの。
だから、何気ない日常に目を凝らす。
もちろん肩が凝らない程度に…
そんな毎日がもう30年以上だ。