永らく勤めていたお店を

今夜限りで卒業するキョコママ

 

 

 

 

 

変態仲間のお陰で

ギリギリ間に合ったピリピリ

 

 

 

 

 

いつもとは雰囲気が違うキョコちゃんラブラブ

 

 

 

 

 

三十路の色華が満開に花さいて

眩しいくらいにキレイラブラブラブラブラブラブ

 

 

あるときはカジュアルで唇

 

 

 

 

 

そして

またあるときは色っぽい姿に18禁

 

 

 

 

 

例え誰にでもする

営業スマイルであっても

変態にとっては嬉しいのだ ←単純明快野郎

 

 

 

キョコ『来てくれてありがとー✨』

 

 

マシン『なんのナンノ南野陽子♪ とてもステキなお店だね🎵』

 

 

キョコ『でしょー✨』

 

 

マシン『はいっ プレゼント♪』

 

 

 

 

 

キョコ『まぁ✨ ありがとー✨』

 

 

マシン『キョコママを手ぶらで帰らせる訳にはいかないからね‼️』

 

 

キョコ『アハハ(^。^;)✨』

 

 

マシン『さぁキョコママも一緒に飲もうよ🎵』

 

 

キョコ『じゃ遠慮なくぅー✨』

 

 

コウジ&花子『……(¬_¬)(冷めた目線)

 

 

 

コウジ君と花子には

ホント申し訳なかったが

これまでとは打って変わって

ハシャギまくる変態

 

 

世代闘争の長州力ではないが

俺には今しかないのだびっくりマーク

 

 

 

 

 

最後の夜という

この限られた一夜に

キョコママの海馬に変態を刻み込むびっくりマーク

 

 

しかもカラー版でびっくりマーク

もう

その事しか頭になかったピリピリ

 

 

 

 

 

その間にも

カウンター席の客の相手をしたり

お酒をつくったり

お菓子を盛り合わせたり

音痴で歌っている客に笑顔で手拍子したりと

客に少しでも楽しんでもらおうとする

キョコママの笑顔がそこにはあった

 

 

 

 

 

しかし

変態は見抜く

 

 

あの笑顔の下には

悲しみを堪えている彼女の表情が

隠されていることを

 

 

 

今日が最後の夜と思えば

それはそれは

とてもとても

切なく迫る光景と思えた…

 

 

 

 

 

 

 

お店の閉店時間は

朝の4時

 

 

それまで残っている

下心丸見えの野郎どもをボテクリこかし

コウジ君と花子を無理やり帰して

キョコちゃんと二人で道玄坂のラブホ街へと

消えていくはずだったのだが…

 

 

 

 

 

一寸先はハプニング

 

 

 

その楽しい時間は

突如として

終わりを告げる事になった