それは
変態が嬉し恥ずかし初体験を済ませた
高校生の年末での出来事
当時、地元の福岡で
ふたつのイベントが重なった
◎レベッカのコンサート
◎全日本プロレスの世界最強タッグリーグ
当時、土日も部活をしながらのバイトでは
五千円ちょっとしか稼げない💦
お小遣いも少なく
金銭的問題から
どちらかを選ぶしかなかった
実はレベッカ大好きだった変態少年
特にアダルティな雰囲気を醸し出している
NOKKOがタマらなく好きだった
当初はレベッカのコンサートに行く予定だったのだが
ここでニュースが飛び込んでくる
なんと
あのキングコング
ブルーザー・ブロディが
ジミー・スヌーカーと組んで参戦するという
まだ見ぬ強豪で最強幻想あるレスラー
ブロディ…
これは観たい
見なければならない
そんなプオタの使命感にかられて
変態はレベッカの福岡サンパレスを断念し
全日の福岡国際センターを選んだ
ブロディを見れたのは
それが最初で最後
それから１年後に
不慮の死を遂げた事から
その決断は間違っていないと今でも思っている
それから
ウン十年の月日は流れて
つい先日の土曜日の夜中、
BSテレビでレベッカの東京ドームで開催した
コンサートが放送されていた
タイトルは「伝説のコンサート」
伝説のコンサートって…？
ステージ狭しと躍動するNOKKO
相変わらずのテンションと躍動感♪
あの頃と変わらない
大好きなNOKKOがそこにいた✨
終盤になり
ボルテージが最高潮に達すると
ナント
NOKKOがステージから飛び降りた‼️
突然の嬉しいハプニングに歓喜する観客と
慌てふためいている警備員の
見事なコントラストが画面超しから伝わってくる
三塁側の観客に凄いサービスし終えたところで
警備員に捕まり
ステージに連れ戻される汗だくなNOKKO
しかし
一瞬の隙をつき
警備員の手を振りほどき
今度は一塁側に走ったもんから
観客は歓喜乱舞の様子
逃げるNOKKOに
追いかける警備員
これは凄い絵だ‼️
ついには
警備員に囲まれて万事休すかと思えば
背の高いステージ関係者を手で呼び込み
曲を歌いながらしゃがみこむ様に指示
そして
ナント
自分を肩車にした関係者を立たせて
一塁側の観客に手を振るNOKKO
これには囲んでいた警備員もバカ負け顔
もう
NOKKOが凄過ぎなんですけど…
こんなの今のアーティストでは
例え「学校の新しいリーダーズ」でも
ゼッテェできないよ
まさに文句なく
「伝説のコンサート」だった✨
(やっぱレベッカ最高ぉ
NOKKO生で見たかったなぁ…😢)
このテレビを見て
ふと高校生の頃を思い返していた変態…✨
今から思えば
あれが変態の曲がり角
それを機に
脇目を振らずプロレスに邁進
己の青春の時間と
おこずかい全額を捧げる事になり
今の様な変態が形成されていくのであった