第八章 ~ アシュタンガらしく8回で最終回 ~ | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

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ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。

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2004-01-29



カードのメッセージがなぜそんなに心に響いてしまったのか・・・。

実は私はここ数年「人生を楽しめない症候群」(なんじゃそりゃ)であったのだ。

過去を紐解けばきりがないが、やはり自分に過度のプレッシャーをかける性格と、
体調の悪さが最大の原因のように思う。

アトピーは、それ自体で死んだりする病気ではないものの、
調子の悪い時は全身を絶え間なく
細かい針でつつかれ続けているような不快感があり、
それだけで気分が滅入るものだったりする。

それで息を詰めてしまう癖がついてしまったのか、
日常の感情のベースが
「不機嫌」「不安定」
みたいな時代が長く続いた。

夫と生活するようになって何が驚いたかって
「なぜこの人はいつも機嫌がいいのか」「なぜ人生こんなに楽しそうなのか」
ということに尽きる。

(まあそれ以外にも生活習慣の違いで驚くというかびびるというか、
そういうことは数限りなくあったが・・・。)

自然に鼻歌が出る、ということが、
起きている時間のほとんどすべてを楽しんでいるということが、
私には大きな驚きだったのだ。

なぜ私はこうなれないのか??
どうしたらそうなれるのか??

タロットを受ける前日のクラスで、
「体を硬くするのは頭だ」
というようなお話があった。

いわく、人生における三大よくないことは
「心配」「後悔」そして「怒り」。

特に怒りなんて、3倍になってブーメランのように
それを発した本人に戻ってきて突き刺さるのだとか。

プレゼントのカードに書かれたメッセージを見ながら思い出したのは、
まずはそのお話。

そしてタロットで見せられたコレまでの自分を表す一枚のカード。

それは、一段ごとに剣の置かれている階段を、
そうと分かっていながら一歩一歩踏みしめながら登っていく若者のカードだった。

そして最後に思い出したのはソフィアのヒーリング中に聞いた
「怒りを手放して」
という言葉。

頭の中で点在していたこれらの出来事が、
あのカードの言葉によってひとつにつながって私の中で
ひとつの大きなメッセージが出来上がったのだ。

そういえばコレまで散々友達や家族に言われていたっけ。

「あなたはすべてを正面から受け止めすぎる」「まじめすぎる」「完ぺき主義過ぎる」。


わかった。わかったよぅー。

「心配」「後悔」「怒り」。

これらすべてに100%正面からぶつかって、その跳ね返りも100%受けていたんだな。

剣の置かれた階段を一歩一歩踏みしめる若者のカードそのものの人生だ。そりゃ辛いわ。

特に「怒り」。

ソフィアに言われたときは「いやあ、私にはさっぱり思い当たりませんが」
とすっとぼけてしまったが「不機嫌」のベースは「怒り」だったことを
帰ってきてから特に実感した。

主に自分に対する、自分の体に対する怒り、だったように思う。

なぜ私を開放してくれないのか、なぜ私の「快適」をいつもじゃまするのか。

私の人生をどうするつもりなのか。

人にも自分にも高いものを求めてしまうゆえの怒りもあいまって、
ほんとに「怒りの針でヤマアラシ状態」で日々をすごしていたのだ。

自分の辛さもさることながら、周りもえらい迷惑だったに違いない。
申し訳ない。

「心配」「後悔」「怒り」。

これらにとらわれる人生をやめて人生を楽しみなさい。

このメッセージを受け取るためにバリに来たような気がしてならなかった。

だって帰ってきてからなんだかすっかり人生楽になっちゃったんだもの。

帰国後これらのことを複数の近しい人に熱く語ったのだが皆に一様に
「まったくそのとおり。そうじゃなきゃあなた人生辛いよってずっと言って来たじゃない。」
と言われた。

言われてました、確かに。

でもねでもね、「はいはい、分かりました」って言うのと、
「本当に自分で分かる」って全然別のことだったってようやく分かったのよ。

運命、というものがあるのか私は知らない。

本当に何かが私をバリに連れて行ったのか、それももちろん分からない。

タロットがなぜあたるのか、ヒーリングって本当にあるのか、
それだって分からないし
それらに対する態度はいまのところ「保留」のままだ。

でもここは理屈でなく、
「自分はこう感じ、こう受け止めた」のだということを大事にしたいなと思うのだ。(ここ重要)

帰国後、すっかり気持ちは軽くなったもののあまり食欲がなく、
お腹がゆるく、やたら眠い、という状態が続いた。

少し経ってまた発熱したし。毒だし継続?


毒出しの成果は確かにあったようで、全身の皮膚感が、
もうまるで行く前と違う。

白い。しっとりしている。友達に「発光している」といわれたくらいだ。

普段から私を観察する機会がある人にしかわからない変化だとは思うけれども・・・。

特に「足の裏」の皮膚にいたっては「激変!」と言える位。

帰ってきてから最初のクラスでロータスを組んだ時に気づいたのだが、
触った瞬間驚いて
すっかりロータス忘れて足裏をなで続けてしまった。

きもちいー、ぷにぷに~。

アトピーが治ったかというとそんなことはなくって、相変わらず時々悪化してしまうが
その奥にある皮膚が今までと違うことが分かる。

底の浅い悪化、とでも言おうか。

そしてなにより悪化しても「コレで人生終わりじゃない」って思える。

正面からどーんと落ち込むこともあまりなくなった。イライラの度合いも桁違いになった。

気付けば鼻歌も歌うようになっちゃった、なんて単純な私。

私をこんなに単純に作ってくれた神様ありがとう。


私の好きな、作者不詳(というかいろいろな説があるらしい)祈りにこんな一節がある。

「求めたものはひとつとして与えられなかったが、願いはすべて聞き届けられた
心の中の、言い表せぬ祈りはすべてかなえられた」


私はyogaをやりたかっただけなのに。頭を変えようなんて思っていなかったのになあ。

yogaをはじめたのだってアトピーとかちょっと良くなるかな、
って言うぐらいだったのに。

思えば体を悪くしていたのも自分の「頭(心)」、という面があったような。

体を変えようとしたら、それには頭を変えることだよ、
と言う答えをもらったような感じだ。

それによって体どころか人生の色さえ変わってしまいそう。

体を変えたいという私の思い、その根底にあったのは人生を楽しみたい、
と言う思いだったのかもしれない。

私自身さえ自覚していなかった、心の奥の「言い表せぬ祈り」を
掬い取ってくれたものは何だろう。


昨日chama先生から買った「YOGAでシンプルビューティーライフ」 。

(これが千円以下とはなんてお得!と心底思える、そこらのyogaブーム便乗お手軽本とは
一線を画す充実した内容でお薦めなのだが、)その一ページ目にこんなことが書いてあった。

「ヨガの世界の扉を開けるということは
目に見えるもの、そして目に見えないものと対話し
心も体も柔軟にしていくこと
それは新しい美しさを手に入れようと動き始めること」


ヨガの世界の扉の向こう。

これからもどんな新しい出会いがあるのか、楽しみだ。
ありがとうyoga。


-バリリトリート報告終わり-




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