甲子園高校野球の宗教校ウォッチング
(朝日新聞から引用 石川大会決勝で9回大逆転の星稜)
今年の全国高校野球予選は
各地で筋書きのない大逆転ドラマ繰り広げられましたね~
[福島 聖光学院が8連覇 高校野球]
9回2死に4点差を追いつき延長でサヨナラ
[山梨 東海大甲府、大逆転で優勝 高校野球]
5点を追う8回に2点、9回表に3点を入れて追いつきサヨナラ
[星稜、0―8から9回の大逆転 高校野球石川大会決勝]
0―8から9回に大逆転
[大分 大分が初優勝、明豊を6―5で下す 高校野球]
9回2死から2点取って追いつき延長で逆転
まるで神憑りのような逆転ですが、
甲子園でのこれらのチームの戦いぶりが気になるところです。
さて、バチが当たったら悪いので内緒なんですけど(笑)
実は私、甲子園でいつも期待しているのが宗教校同士の戦いです。
ゲームに漂う独特の雰囲気っていうのはホントにたまりません(笑)。
勝ったからといってその宗教が優れているわけではないのですが、
オーナー宗教法人の心情を察すると夜も眠れません(笑)。
ちょっくら調べてみても
甲子園に出場した宗教校ってかなり多いですね~。
今年もこのうち6校が甲子園に出場します。
八戸学院光星
聖光学院
龍谷大学付属平安
智辯学園
神戸国際大学附属
海星
カトリック対プロテスタントとか、
仏教対新興宗教とか、考えてみるだけでかなり興味深いです(笑)
そもそも宗教は、世の中の不確実性に対して
結果が悪いと「仏が与えた試練」、結果が良いと「神の恵み」
といった「神の思し召し」表現を多用して信者を説きます。
確かに
石川大会で0―8から9回に大逆転で敗れたのは宗教校の小松大谷には
「仏が与えた試練」という言葉がねぎらいになるでしょうし、
福島大会で9回2死に4点差を追いつき延長でサヨナラ勝ちした聖光学院には
「神の思し召し」という言葉が勇気を与えることになるのではと思います。
このような観点から言えば、宗教というものが、
「精神的支柱」になりうることは確かだと思います。
ただ、論理的な観点から言えば、
「何とでもいえる」ということに他なりませんが(笑)
なお、宗教校と言えば、
ここんとこ野球以外にもいろいろな話題が耳に入ってきています。
[犠打で手堅く、僕らの作戦 「監督不在」PL、戦いきる]
[豊田大谷高の野球部監督逮捕 部員に重傷を負わせた疑い]
宗教校の徳をもってもなかなか解決できない問題がありますね。
この大会があるおかげで、主催者の朝日新聞が
美談からスキャンダルまでネタに事欠かないことだけは確かです(笑)
ところで・・・
甲子園では宗教校同士の対戦以外にも興味深い対戦があります。
それは同一学校法人グループの姉妹校同士の戦いです。
今年の甲子園でも次の姉妹校が競合しています。
東海大四(南北海道)
東海大望洋(千葉)
東海大相模(神奈川)
東海大甲府(山梨)
日大文理(新潟)
日大鶴ケ丘(西東京)
大垣日大(岐阜)
これこそオーナーの学校法人は気が気でないことでしょうね(笑)。
いずれにしても、今年も熱い戦いを期待するところです。