日本ダービー2013予想
営利を目的として継続的に馬券を購入した場合は
外れ馬券の購入費も必要経費になるそうです。
「外れ馬券の経費認定」を争った裁判に関する東スポ記事を読むと、
一般の競馬ファンが払い戻しで得た金額は「一時所得」となるため、
年90万円を超えると申告義務が生じるとのことです。
さらに東スポの取材を受けた法曹関係者は、
払戻金は非課税にすべきとコメントしています。
投票された馬券のうち、約25%が控除され、
そのうちの10%分は国庫に入っていることから
非課税にしても国の一定の金額が入ると同時に
ほとんどの人はもうけてなく(笑)余波は小さいためだそうです。
約25%が控除されると言うことは、
競馬で100円の馬券を買うと
平均して25円は胴元に持ってかれちゃうことになります。
そんなリスキーな投資に対して、
30.1億円の投資をして1.4億円の利益を上げたという
上記裁判の被告は「かなり競馬ができる人」か
「かなりラッキーな人」といえるかと思います(笑)
・・・というわけで
今回の日本ダービーについては、夢を語らず(笑)
あくまでデータで勝負したいと思います。
ここで、確率統計学的アプローチにおいて、
不確定性(Uncertaintity)を排除するにあたっては
なるべく事象の生起が単純なケースに集中すべきです。
競馬の場合には事象の生起が単純なケースというのは、
「単勝」ということになり、今回は単勝で勝負したいと思います。
次の表は日本ダービーの2000年以降の勝ち馬のデータです。
この表を見るとわかりますが、最近は競馬ファンの目が肥えているのか、
ほとんどの場合、人気が高い馬が勝っていることがわかります。
そこで、人気順に勝ち馬投票券を購入すると言うストラテジーを考え、
過去データに照らし合わせてシミュレーションを行った結果・・・
人気1位のみを購入した場合、勝率は62%で利益率は1.66となります。
人気1位&2位を購入した場合、勝率は62%で利益率は1.13となります。
人気1位&2位&3位を購入した場合、勝率は50%で利益率は1.37となります。
この場合、負けるリスクが最も小さく、しかも利益率が高いのは
人気1位の馬に投票するということです。
下手にポートフォリオ化してもリスク分散にならないということが
日本ダービーに関しては言えます。
・・・というわけで
今年の私は、馬番1番のキズナ1点で勝負します!
なお、当たり馬券の購入費は税制上の必要経費と認められます。
念のため(笑)
それと、どんなに確率統計上で有利な勝ち馬投票券であっても
不確定性は絶対に排除できないことを言っておきますよ(笑)