祇園祭の京都はテーマパークです
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祇園祭の山鉾は動く美術館といわれていますが、
組み立てられた各山鉾が置かれている周辺には、
山鉾の装飾パーツの数々が展示されている町会所という場所があります。
宵山では、通常自由に見せてもらえる町会所に入って
御神体や各装飾パーツをゆっくりと見学するのが、楽しみの一つです。
この→[過去記事] で町屋といっているのも町会所のことです
例えば、こちらは孟宗山の町会所です。
巡行のときに山鉾に乗る御神体がいます。
こちらは鯉山。滝を登ろうとする木彫りの鯉がいます。これも山に乗ります。
また、タペストリーはベルギーのもので重要文化財です。
こちらは占出山。神宮皇后です。
ここには日本三景を描いた織物や各パーツ
そして国宝の日本刀などが展示されています。
そしてこちらは休み山(休んでいる山鉾)の四条町の大船鉾。
素晴らしい装飾品です。いつか復活してほしいです。
他にこの時期には粋なスクリーン等を覗かせてくれる町屋があったり、
こんな模型を見せてくれる人形屋さんがあったりします。
祇園祭は、このように町全体がテーマパークとなります。
お祭り気分を味わうにも最高ですが、
1年に1回、こういった美術品をゆっくりと眺めるのも最高です。
なお、テーマパークといえば、お土産ですよね(笑)。
この子たちは、伝統的な唄を歌いながら、ちまきを売る子供たちです。
この歌唱がまた情緒をかきたてます。
ちなみに、ちまきはあくまでも厄除けのお守りであって、
食べられませんので夕食代わりに買うのはよしましょう(笑)。
宵山の情緒・・・また来年までのおあずけです。
♪今日聴いた一枚♪
祇園祭のコンチキチンもいいですが、
こんな素敵なJazz Vocal を聴きながらの散策も最高です。
→[youtube: S'Wonderful]
→[youtube: Love Letters]
→[youtube: Cry Me A River]
→[youtube: Besame Mucho]
→[youtube: The Look Of Love]
→[youtube: Maybe You'll Be There]