梅宮大社の梅は夕暮れがキレイです | 西陣に住んでます

梅宮大社の梅は夕暮れがキレイです

梅宮大社

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今日は、有名な梅宮大社で~す。

梅宮大社は、日本古来の名家、氏の氏神です。

この神社は奈良時代を起源とする古~い神社なんです。


ところで、京都のメジャーな梅の名所は、二条城は別として、

梅宮大社北野天満宮城南宮上賀茂神社下鴨神社などなど
奈良時代や平安時代初期からあった古~い神社が多いんです。
私はその理由が何となくわかる気がします。


実は、奈良時代から平安時代初期にかけて、
日本のエリートには、外国かぶれの人たちがたくさんいました。
この時代、外国かぶれの人がかぶれるのは、アメリカではなく中国です(笑)。
当時のエリートたちは、みんな中国語が読み書きできたんです。
そして、日本に持ち込まれたライフスタイル、服装、美術などが

この中国かぶれの人たちによって広められました。


そして、もその一つであった可能性が強いんです。


梅は、もともとは中国の長江流域の花で、
日本には平安遷都の前にはじめて輸入されてきたらしいんです。

「中国のもの→かっこいい」という当時には、

梅は、もっともスタイリッシュな花だったはずです。


ところが、菅原道真遣唐使を廃止すると国風文化が栄えて
花は梅から桜に変化したようです。

なので、平安時代やその前からあった神社ではがメジャーで

それ以降はがメジャーという図式ができたのではないでしょうかはてなマーク


なお、遣唐使を廃止した菅原道真も

お金がかかりすぎるのと危険すぎるからやめたわけで、
中国が嫌いだったわけではなさそうです。
自身は梅が大好きだったことは、北野天満宮で実証済みです。



・・・というわけで、前置きがちょっと長くなりましたが、
以降、梅宮大社の梅を紹介したいと思います(笑)。


ここの梅を観賞するのは夕暮れ時が最高です。
西日があたると特に紅梅の色が鮮やかになってとってもキレイなんですよ。

梅宮大社


そして、この本殿をとり巻くように神苑と呼ばれる回遊式庭園があります。

梅宮大社

梅宮大社

梅宮大社


やわらかい日差しを花びらを通して見るのも最高です。

梅宮大社 梅宮大社


梅宮大社

の声でいっぱいの素敵な庭園ですよ。




このとき聴いていたのは、グレイトな女性ジャズヴォーカル
サラ・ヴォーンラヴァーズ・コンチェルト


ラヴァーズ・コンチェルト ~ポップス・オン・サラ・ヴォーン/サラ・ヴォーン


サラ・ヴォーンの珠玉のスタンダード集です。
ストリングスも入っているので聴きやすいと思います。
彼女の魅力万点の一枚です。