森田ひかる・・・今作の主人公。原作で言う所の虎杖悠仁ポジション。櫻坂高校の1年生として何不自由ない普通の生活を送っていたのだが、百葉箱から盗み出された両面宿儺の指が自分のロッカーにあることを発見した後、何処からか姿を見せた呪術高専の1年生呪術師、田村保乃に宿儺の指を返却するように説得されるが呪霊を払うためにそれを拒否、宿儺の指を保乃の目の前で飲み込み、宿儺の人格が呼び起こされるかと思いきやひかるの意志と宿儺の意思が融合した事で生み出された新たな特級呪物、帝王光留が誕生してしまう。そして、呪霊を払ったものの呪術高専の教師である現代最強の小林由依によって処刑される寸前だったが、宿儺の指を全て飲み込み、宿儺の人格ならびに光留の存在を消してから自分の処遇を決めるように由依に頼み、呪術高専に転校。田村保乃や山﨑天と共に呪術師を目指す。

帝王光留・・・森田ひかるの体内に存在することになった特級呪物。櫻坂高校の百葉箱に隠されていた特級呪物である両面宿儺の指を呪術高専1年の田村保乃が回収しようとした矢先、先輩の事を心配して駆けつけたひかるが呪霊に捕まった先輩を助けるために呪霊に食べられそうになっていた宿儺の指を飲み込んだ事により、体内に両面宿儺が居座ろうとしたが女性であるひかるの意志と宿儺の意思が融合したことにより新たな特級呪物として帝王光留が誕生した。そして、術式を使えないひかるの代わりに戦うが、交代する条件として人を殺さない事を条件としているためか今まで特級呪物に憑依された人の中で唯一行動を制御されたためか意外な反応を見せている。

田村保乃・・・原作で言う所の伏黒恵ポジション。呪術高専1年として櫻坂高校の百葉箱にあると小林由依から伝えられた特級呪物両面宿儺の指を回収しようとしたが、既に百葉箱に指はなくその後、櫻坂高校にやって来た森田ひかるが呪霊を払うために宿儺の指を飲み込み、両面宿儺ではない新たな特級呪物帝王光留になるのを目撃しており、その後は秘匿死刑が決まったひかるが由依の配慮によって呪術高専に転校してきてからはもう一人の同級生である山﨑天と共に呪術師を目指して呪霊を払っている。そして、ひかるが帝王光留として戦った時も中々止めることが出来なかったことから目の前で衝撃な出来事を目撃することになるのだった。しかし、保乃の記憶の中にいるとある人物が後の戦いで大きな原因になることをこの時の保乃はまだ知らなかったのだった。

山﨑天・・・原作で言う所の釘崎野薔薇ポジション。呪術高専1年として高専に現れた呪霊をひかるの目の前で払ったもののひかるが特級呪物である両面宿儺の変異体帝王光留と一体化を果たしていることに驚くものの帝王光留が暴走したり衝動に身を任せる行動を取った場合には即刻ひかるものとも払うことを宣言している。皆からは「山﨑」と呼ばれているが本当は「天ちゃん」と呼ばれたい願望があり、更には休日はショッピングをしたりする普通の女子高生としての日常を過ごしたいと思っている。ちなみにひかるの身に起きたある出来事を知った時には人目をはばからずに涙を流している。しかし、物語の後半ではとある呪霊を払うために新たな力を覚醒させると共に強さを発揮する事になるのだった。

小林由依・・・原作で言う所の五条悟ポジション。呪術高専の1年生を担当している教師であり、現代史上最強の呪術師。櫻坂高校で覚醒した新たな特級呪物帝王光留を眠らせると共に理性をコントロールした森田ひかるに対して秘匿死刑が決まったことを告げるがこのまま秘匿死刑を受け入れるかそれとも宿儺の指を全て飲み込んでから由依の手によって抹殺されるかをひかるに尋ねると宿儺の指を全て飲み込む事を宣言したことからひかるを呪術高専に転校させると共に田村保乃、山﨑天と同じクラスに入れて切磋琢磨して立派な呪術師にするように育てる事を違うのだった。その一方で史上最強の呪術師であるからか狙われる事も多く、同じ呪術高専の同級生でありながらとある出来事が原因で仲違いを起こした最強の呪詛師、渡邉理佐率いる一派に狙われる事になり、度々理佐から送り込まれる刺客の呪霊達と戦う事になるのだった。だが、由依はまだ知らなかった。この戦いの果てに待つ理佐の大いなる狙いと強大な罠を。