手紙☆ | かずちぃの農業ときどき観劇ブログ

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3月頃にいただいた

東野圭吾さんの小説。

『手紙』








第二章の初めの方、


ページ数にしたら100ページもいかないところで止まったままで

しばらく放置になっていました。






何ヵ月かぶりに読んでも内容を忘れているので

最初から読み直し。





三日くらいで読みきった。





昔、映画化された

『手紙』
(玉鉄、山田孝之くん主演)

を部分的に見て感動したような記憶はあったけど

はっきり覚えていなくて


今回小説で読めて良かったなと思います。




☆☆☆☆☆☆

二人暮らしの弟を大学に進学させるためのお金が欲しくて

屋敷に強盗に入った武島剛志。



予想外に見つかってしまったことで

殺人を犯してしまう。




兄・剛志が刑務所に入り

突然一人で生きていくことになった弟・直貴。



獄中の兄からは毎月のように手紙が届く。




直貴はやっと見つけた夢、恋愛、仕事と

いつも大事なところで


『強盗殺人犯の弟』


というレッテルを貼られ


兄の存在によって全てが上手くいかなくなってしまう・・。



☆☆☆☆☆☆





加害者側の家族の話といえば

私はすぐに


『誰も守ってくれない』


を思い出します。






志田未来ちゃんが加害者の妹役。



その妹を世間のバッシングから守る刑事役を

佐藤浩市さんが演じているのですが



複雑で重いドラマだけど

こういう人達が実際にいるんだろうな。


どうにもできない歯痒い思いをしてるんだろうな。

と、上手く表現できないけど

すごく考えさせられる作品です。






今回読んだ手紙も

弟・直貴の複雑な感情、怒り、苦しみがリアルで

入り込んでしまった。





きっと私も世間の人と同じく、

避けてしまう側に行くだろうなと。






最後のシーン良かった☆





映画改めて見たいけど

由実子を演じたのがエリカ様って複雑あせる(笑)





小説、オススメですキラキラ

東野圭吾『手紙』レビュー





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