私たちが大好きで一番美味しいと思っている小倉の「ラーメン無法松」さんが閉店されたようです
昨日、Twitterでその旨の書き込みが何件かありましたのでこの記事を書いています。ちょっと長くなります。
24日にお店を訪れた記事を書きましたが、実はその際に大将と奥さんからその事実を聞かされていました。
お店が開いてようくん一人がお店に入り私は車の中で待っていました。しばらくするとようくんと奥さんが店の外に出てきて何やら話をしています。後で聞くとカウンターでラーメンを待っていたところ奥さんから「外で少しお話しできませんか?」と言われ外に出たそうです。そこで8月いっぱいで閉店すること、今後のことを告げられ、食べなくても良いから私にもカウンターに一緒に座って欲しいと目に少し涙を浮かべながら言われたそうです。「長年福岡から通ってきていただいている顔見知りの常連さんに何も言わずにいられない」と仰っていただきました。そういうことならと私もお店に入りラーメンを食べたのは先日の記事の通りです。
無法松さんに通いだしたのは21~22年前です。その頃は今の店舗から少し離れた三萩野にある「い〇(まる)」と言うお店でした。
2度目に行った時、そのあといつも注文するようになった「こってり味」を食べてから、その味と大将のラーメン作りに対する妥協を許さない情熱に魅了され、このラーメンを食べるためだけに往復140kmですが通うようになりました。事情が許せば毎日ラーメンでも良いと言うほどラーメン好きのようくんの中でダントツにNo.1のラーメンです
「無法松」では入り口を入った左側の壁の向こうに「スープ室」が有り営業時間中も常に茹で釜の前と「スープ室」を行き来してスープの調整をされていました。その「スープ室」が「い〇」では同じビルの2階にあり、注文を捌いてしまうとすぐに2階に走って行き、店員さんから新しい注文が入ったと連絡がいくと走って戻って来て新たに入った注文を捌くということを、私たちが食べている間に何度も繰り返していました。何度か通いお話しするようになった時そのことについてお聞きすると、そうしないと自分が目指すスープができないからと笑って仰ってました。休みの日は関東などのラーメン店に行き味の研究しているという話を聞いたこともあります。
その姿勢は今も変わらず、いやむしろその時の何倍も今はラーメン作りに取り組まれていると思います。お店の定休日にも次の日のスープの仕込みがあるので実質休むのは年に1日か2日と聞いていましたし、閉店後の仕込みに相当な時間を掛けられていることもお聞きしていました。
カウンターに二人で座ってラーメンを食べながら、目の前にいる大将と注文のラーメンを作る合間にこれまでのことなどを懐かしみながらお話しすることができました。最近チャーシューの作り方を変えたということもあり、これまでで最高に美味しいラーメンでした
食べ終わりお勘定して店を出る間際、他のお客さんは閉店のことを知らないので、その事に触れることはできず、ただただ何度もお二人に「ありがとうございました」を繰り返しお店を出ました。
奥さんから閉店する理由をいくつかお聞きしましたが、ミシュランガイドに載るほどの人気絶頂のいま閉店するということは余程の事と思います。大好きな無法松のラーメンがもう食べられないのはとても残念ですけど仕方ありません。これから先私たちにとってこれ以上のラーメンは出てこないと思います。
(最後のスープはようくんは全て飲み干しました。私は持って帰りたいと思いました( ´艸`))
いつかどこかで再開はありますかとお聞きしましたが、それは無理なようです。
とにかくいまはゆっくり体を休めていただきたいと思います。
大将、奥さん、長い間美味しいラーメンを本当にありがとうございました
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