(写真:小田原城)
戦国時代、戦力差が大きい時は、城に籠ることは、戦術の1つでした。
ただ、援軍が来るのが分かっていること、
あるいは、攻城側の兵糧などが尽きるのが見えていることが前提です。
そうでないと、城を落とされるのは時間の問題となるため、通常はさっさと逃げて行きます。
籠城した相手を攻める側にしても、力づくで城を奪うようなことは、
攻める側としても損害が大きいため、よほどの戦力差がないと難しいものでした。
そのため、城を包囲して、城の中の兵糧が尽きるのを狙う「兵糧攻め」は色々な城でされています。
歴史が好きな人であれば、小田原城(神奈川)・三木城(兵庫)・鳥取城(鳥取)などは、
名前もご存じかと思います。
ただ、先ほど書いた通り、城に籠って戦う側は、
ある程度の計算がないと、ジリ貧になります。
包囲された時に、何がきついかと言われれば、
兵糧がなくなる恐怖や飢えもあるのでしょうが、
この状態が「いつ終わるかわからない」ことの不安や恐怖の方が精神的にこたえるものです。
それに、情報が外部から入らない状態ですので、デマも飛び交い放題ですし、
城を攻める側も積極的にデマを流し出します。
包囲されているうちに精神的に参って、城内で裏切りが出たりすることもあります。
裏切りにより、城が攻め落とされることおあれば、
裏切りが事前に発覚して、首謀者が殺されたりなんてこともあります。
そう、いつ終わるとも分からない危機に対しては、精神的に相当くるものがあるのです。
ここ最近のコロナ関係で、ダラダラと自粛と言って押し込めるやり方は、
そう考えると、非常にまずいのです。
終わりの見えない籠城戦をやってしまうと、
遅かれ早かれ落城の憂き目にあうのです。
まして、兵站など経済面が整っていない状況では、籠城しても持ちはしません。
だからこそ、期限を区切って、都市封鎖するなどの対策にシフトしてもいいのでは、と感じるのです。
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