戦国時代の籠城戦に見る 今の日本のコロナ対策がまずい理由 | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

小田原城

(写真:小田原城)

 

戦国時代、戦力差が大きい時は、城に籠ることは、戦術の1つでした。

 

ただ、援軍が来るのが分かっていること、

あるいは、攻城側の兵糧などが尽きるのが見えていることが前提です。

そうでないと、城を落とされるのは時間の問題となるため、通常はさっさと逃げて行きます。

 

籠城した相手を攻める側にしても、力づくで城を奪うようなことは、

攻める側としても損害が大きいため、よほどの戦力差がないと難しいものでした。

そのため、城を包囲して、城の中の兵糧が尽きるのを狙う「兵糧攻め」は色々な城でされています。

 

歴史が好きな人であれば、小田原城(神奈川)・三木城(兵庫)・鳥取城(鳥取)などは、

名前もご存じかと思います。

 

 

ただ、先ほど書いた通り、城に籠って戦う側は、

ある程度の計算がないと、ジリ貧になります。 

 

包囲された時に、何がきついかと言われれば、

兵糧がなくなる恐怖や飢えもあるのでしょうが、

この状態が「いつ終わるかわからない」ことの不安や恐怖の方が精神的にこたえるものです。

 

それに、情報が外部から入らない状態ですので、デマも飛び交い放題ですし、

城を攻める側も積極的にデマを流し出します。

 

包囲されているうちに精神的に参って、城内で裏切りが出たりすることもあります。

裏切りにより、城が攻め落とされることおあれば、

裏切りが事前に発覚して、首謀者が殺されたりなんてこともあります。

 

そう、いつ終わるとも分からない危機に対しては、精神的に相当くるものがあるのです。

 

ここ最近のコロナ関係で、ダラダラと自粛と言って押し込めるやり方は、

そう考えると、非常にまずいのです。

 

終わりの見えない籠城戦をやってしまうと、

遅かれ早かれ落城の憂き目にあうのです。

 

まして、兵站など経済面が整っていない状況では、籠城しても持ちはしません。

 

だからこそ、期限を区切って、都市封鎖するなどの対策にシフトしてもいいのでは、と感じるのです。

その場合は、然るべき給付はセットですけれどもね。

 


 

 

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