何気なしに、某コンビニのコーヒーマシンを見て、
見間違いだったらいいのですが、違和感があったのです。
濃いコーヒー
Dark Coffee
dark :(色が)濃い・暗い
という意味合いなんですね。
色だけが濃いコーヒーが出てきても、私はお断りです。
コーヒーはしっかりガツンと来る感じが欲しいんです。
一般的には、こう表現します。
strong coffee
strong:味がしっかりした
機械翻訳を疑って、某Go○gle翻訳にかけてみました。
「濃いコーヒー」では「strong」で出てきましたが、
「コーヒーが濃い」で翻訳をかけると、ものの見事に「dark」で誤訳をやらかしています。
何が言いたかったのかというと…
Coffee is strong.
「はい、この文を覚えましょうね…」で、最初のうちは良いとは思うんですよ。
ほとんどの英語の教材は、これで終わってしまうんですね。
(他の外国語でもだいたいそうです。)
ただ、それ以上に気になることがあって、ほとんどの人が、辞書を引いていても…
「strong 1: 強い」という見出し語しか見ていないんですよ。
ちょっと待って欲しい。
「strong」という単語で彼らがどんな表現をしようとしているのか、感じるクセを付けるようになると、
外国語の力は伸びやすくなるんです。
構造がしっかりしていたり
味がきつかったり
信念がしっかりしていたり
辞書を見る時も、
見出しだけでなく、他の使い方も何となく眺めていくようにしてください。
おそらく、「strong」を見ていくと、強固な何かがあるとか、しっかりしているとか、そんな意味合いになっていませんか?
決して色が「濃い」という「dark」とは全く違う表現ですよね。
「濃い=dark」
「強い=strong」
だと思い込んでいるうちは、英語をスムーズに使えるようにはならないのです。
外国語の単語に対応している日本語がある訳ではありません。
言語が異なれば、表している内容がずれていて当たり前。
その単語でどんなことを表現をしようとしているのか、何となくでいいので掴み取るクセをつけた方がいいですよ。
そして、私の見間違いだったらいいのですが…
某コンビニの方、「dark」になっているようなら早急に修正された方がいいかと、私は思います。
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