kazu-trend流 ★波動を感知しながら生き方を知るブログ


昨日終了した日本男子ゴルフ「中日クラウンズ」の最終日で、石川遼が18ホールのスコアでは世界記録となる最少「58」をマークした。

米男子ゴルフツアー(PGA)公式戦では、1977年のアル・ガイバーガーをはじめ、チップ・ベック、デビッド・デュバルらが59打を記録し、米女子ゴルフツアー(LPGA)では2001年にアニカ・ソレンスタムが59打を達成しているが、58打はこれまでにない記録である。

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石川遼と最終日に同組で回ったプロゴルファー、山下選手も興奮していた。
「すごい! 途中からギャラリーになっていました。50台ですよ。見たくて応援してました」。
プロ選手にも、石川遼は眩し過ぎた。

そして、ベテランの藤田寛之選手はあきれ顔だった。
「彼には常識が通用しない。前から言っているけど、次世代型のゴルファーなんです。」
手前から手がたく攻めていくのが和合のセオリー。
だが、彼は先輩たちとは全く違った攻め方で頂点に立った。
超攻撃的に、そして、より遠くへ。
「時代が大きなスコアを求めているんでしょう。」
ベテランも新時代の申し子を眩しそうにみつめた。

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私には今季、石川遼のマイナス波動が見えていた。
そして、その波動からの脱却にキーパーソンたる大人が見えていた。
しかし、見えていたキーパーソンが出現する前に、今までどおり一番近くの大人、つまり、彼の父のアドバイスで今回の異次元の世界を体験してしまった・・・

石川遼の今回の超攻撃ゴルフは、父・勝美さんの言葉で呼び起こされた。
今大会は3日目までパッティングがショートする場面が目立っていたため、前夜に「そんなにショートしているようなら、上達はしない。お前のファンも離れるぞ!」とハッパをかけられた。

彼が使用するボールには、18ホールの目標スコア「54」が刻印されている。
世界記録の大仕事も、この数字にたどりつくまでの通過点なのか。

本当のキーパーソンが現れたとき、彼はゴルフという競技を崩壊させるのかも知れない。
ちょっと怖すぎる・・・

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あと僅かでいいから、もう少し遠回りして欲しい。
扉の向こうの世界を見るには、まだ若すぎる・・・