FX専業トレーダー kazu-trend 気ままなブログ



ヒロシさんからためになるコメントをいただきましたので、記事欄でご返信させていただきます。

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はじめまして。ヒロシと申します。
初めてのコメントで大変恐縮なのですが、kazu様のブログ過去記事を拝見させていただきとても人間的にもFXの実力も相当信頼のおける人物だと思い相談できる相手がいないものですから、ご迷惑でなかったらアドバイスを頂けたら幸いです。
相談内容は私の手法についてなのですが、私はFX歴は1年です。手法は60分、15分、5分の平均足を使用します。
使い方は例えば、朝8時の時点で60分足の色が買いで15分足が7:45の足が買いの色で確定し、5分足が7:55の足が買い方向で確定したら8時丁度にロングでエントリーします。
平均足の色の確認は30分ごとに行います。
決済は3つの時間の平均足の色が売り方向で揃ったときに決済&ドテン売りです。
必ず3つ揃わないとエントリーも決済もできないのですが、大きなトレンドができた時は、利益もとれるのですが、小幅な動きには弱いです。
ただ、エントリーの時点で30pips反対に動いたら損切りという設定なのでドテンするまでにロスカットになって次のサインが出るまで待ちということも度々あります。
この30pipsという数字は、適当ではなくこの方法でうまくいった時のドローダウンがだいたい85~95%の確率でこの範囲のドローダウンなのでこれをこえるということは、逆サインになってしまう可能性があるためです。
勝率は約50%くらいでPFは約2くらいです。
取引通貨はドル円とユーロ円です。
一日の取引時間が朝8時から夜9時までで取引回数はドル円ユーロ円でだいたい8回くらいが平均です。
獲得pipsは週平均200~500くらいでばらつきがあります。もちろんマイナスになってしまう週もあります。
安定性と小回りが利かないことなどが悩みで
単純に時間足をもっと短くするとダマシにあいやすくなります。
平均足だけで他のインディーケーターを使用していないこの方法kazuさんはどう思われますでしょうか?
わかりにくい乱文長文になり初めてのコメントでこんなあつかましいことを書いてしまい申し訳ありません。
ご迷惑でなければよろしくお願いいたします。
失礼します。
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相場チャートの動きの基本となる波動理論を自然に会得されているのでしょう。
とても理に適ったシンプルな手法で良いと思います。
また、トレードは結果が出れば正しいのですから、マイナスになる週の成績も含めて週単位で200~500pipsプラスということであれば、この手法はヒロシさんにとって素晴らしいものだと思います。
私は取引通貨量がとても大きいですから、一日に30pips取れれば十分なのですが、ヒロシさんは週500pips勝てることもあるようなので、相場の波に上手くライドオンされておられるのだと感心します^^
勝率50%での獲得pipsとしては本当に良い成績ですよ。

そこで、勝率をもっと上げるために、数点アドバイスさせていただきます。

その1>単純なインジケーターを設定
平均足だけで良い成績を上げておられますから、複雑なインジケーター群を設定して、ヒロシさんの感性を阻害してはいけませんので、現在の感性を邪魔しない簡単なインジケーターだけお話します。
例えば、60分足が買いサインの時に、15分が買いから売りへ転換状態、5分が売りサイン・・・というようなケースがよくあると思います。
こういうケースで60分足チャートにMACDを表示させて観察すると、買われ過ぎであることが理解できます。(MACDのパラメーターはデフォルトのままで結構です・・・)
つまり、相場でそろそろ売りが強くなってきている状態が分かります。
この例では、平均足の色が揃っていませんが、売りエントリーで入ることになります。
MACDはチャート画面と別の枠に表示されますので、それがヒロシさんのトレード感性を邪魔するようでしたら、チャート上に表示される移動平均線(MVA)で15本線、45本線、75本線を表示されれば、60分足のチャートが置かれている状況が理解できるようになります。

その2>勝ちパターンのイメージ化
既にご理解されていると思いますが、チャートの形がとにかく重要です。
「さぁ、ここでエントリーよ!」というようにトレーダーに微笑んでいる綺麗なチャート形でトレードすると勝率は格段にアップします。
私の過去記事でもアップしておりますが、ヒロシさんの手法での過去の勝ち負けパターンで、60分、15分、5分が相関したチャート形を何十パターンもプリントアウトして、その「絵」をご自分のトレードパターンとして右脳にイメージとして叩き込んでください。
そうすることで、負けの原因となる余計なエントリーが激減します。

その3>取引通貨ペアの工夫
現在はUSD/JPYとEUR/JPYで取引されておられるようですが、最近は刻々と変わる世界的なリスク許容度の高まりや低下によって、USD/JPYの動きが特に安定していません。
こういう状況では、USD/JPYのチャートの動きが綺麗でなく、トレード判断が難しくなります。
そこで、2つの通貨ペアを相場判断で相乗効果的に活用するのであれば、EUR/JPYとEUR/USD、またはEUR/JPYとAUD/JPYの組み合わせが良いです。
特に、AUD/JPYの変化にはEUR/JPYが先導することが多いので面白いです。
また、EUR/JPYとEUR/USDは同じ画面に表示して値動きを精査すると、これも面白い現象に気付かれるはずです。

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では、これからもヒロシさんの特長である感性を伸ばすような取り組みで頑張ってください。

さぁ、今日もこれから恒例の麻雀大会&大宴会です。
明日の朝まで楽しんで来ま~す^^