FX専業トレーダー kazu-trend 気ままなブログ


近所のトンカツ屋で夕食を済ませたのですが、いつもより数段美味しくてビックリしました。
お会計の時に女性店員に、「お客さんが減って来たから社長の指導があったんでしょう。」と話しかけると、「ピンポーン」でした^^
同じ味を出し続けるのは大変ですが、プロであれば当たり前ですよね。
FXトレードも、相場が違ってもいつも同じテクニカルルールで「淡々」と行くのがプロです。

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さて、今回も恒例のUSD/JPYとEUR/USDについて簡単な週間天気情報をご提供させていただきます。
FX初心者の方々にとって、チャートの見方の参考にしていただけましたら嬉しいです。

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【 USD/JPY 】
<週足>
先々週後半からの円高の流れは、NYダウの持ち直しと共に薄れ、再び円安基調に移行しました。
しかし、99.20円、99.80円のレジスタンスは相当強く、これらのラインでの攻防が長引きそうです。
北朝鮮のミサイル実験が相場に大きな材料として扱われると極端なトレンドが形成されることもありますから要注意です。
<日足>
大きな流れは週足に同調しています。
チャート形からは、96.50円のサポートラインまで一旦戻しそうな気配です。
95.65~99.20円のレンジを抜ける方向としては上方の可能性が高そうですが、ハッキリしない状況です。
<4時間足>
円安の勢いが弱くなってきています。
再度97.40円辺りまでの調整的な下げがありそうですが、このラインでしっかり止まるようであれば、材料次第で99.00円を一気に超えて次なるレジスタンスである99.80円を目指しそうです。
<1時間足>
96.90~98.90円のレンジで方向感を失くしています。
98.45円辺りの軽めのレジスタンスで上昇を止められるようだと、円安基調に再度ブレーキがかかってきます。
<30分足>
1時間足に完全に同調しています。

【 EUR/USD 】
<週足>
昨年末から続いた下げ基調は先々週のFOMC後に基調転換し、EUR/USDは上昇トレンドに入りました。
<日足>
3月6日からの上げ基調は先週後半から足踏み状態に入り、その後に調整的な下げとなっています。
1.30辺りで下げ止まれば、上昇基調は継続しますが、このラインを下回ることになると、基調判断は仕切り直しになります。
1.3750辺りのレジスタンスはかなり強いようです。
先週の案内どおり、アメリカの長期債積極買取策でNYダウが持ち直して来ていますので、米ドルの買い転換が生じています。相対的に問題点を多く抱えるユーロ圏への懸念が高まり、一気にEUR/USDが下げへ転ずる危険性も孕んでいます。
また、4月2日のECB政策金利発表が相場の大きな材料になっています。
<4時間足>
日足に完全に同調しています。
<1時間足>
先週最終日に300pipsの大幅な下げがありましたが、1.3250が強いサポートラインとして機能しています。
今週はユーロ圏の重要指標が控えていますので、上げる要素と下げる要素が混在しています。
先週に引き続き、1時間足的には方向感を失っています。
<30分足>
今週早々にもう一段の下げを示唆する状況ですが、基本的には1時間足に同調しています。

【 相場波動「週間天気情報」での注意事項 】
今までも記事でご案内していますが、私は基本的に相場を予測しません。勝てる基本は、「相場の現状について行く」、それだけですから。
したがいまして、上記の週間天気予報は、FX初心者の方々がチャートの見方の勉強にしていただければと思います。
現在のチャートが示していることについて、そのままご紹介しているだけですから、個人的な希望的観測などは一切含んでおりません。

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それでは、今週も有意義なトレードを楽しみましょう^^